花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

アテツマンサク

2010-03-03 | 木の花
木の花
■山肌が黄色に見える■アテツマンサク 2/28岡山
 今回訪問した場所近くにはアテツマンサクがあるのは聞き知っていました。しかし、散策予定がどのようになっているかわらないわくわくコース。見られると思っていませんでした。高知の知人(偶然)がこの花を見に来ていて満開で見ごろだからと電話してくれ急遽昼食後コース変更してみられたのです。
      
「アテツ」とは聞きなれない言葉。岡山県西部、広島県東部辺りは「阿哲地域」よばれます。ここは植物学上重要な地域で数多くの植物があることで有名なのです、これも昨年散策しておしえていただいたことですが・・
 ここには朝鮮半島と日本列島が陸続きであったことを物語る植物が多く残り、その特異な植物を「阿哲要素」というのだそうです。アテツマンサクもその「阿哲要素」の1つ。そしてこれは牧野博士が大正3年に新見市の黒髪山でみつけ命名したものでもあるのです。なので見たいと思っていたわけです。
      
レモン黄色が目に優しいのと香の良さに惹かれました。ここは自生していたのを繁殖させ個人で広い園を整備開放されている「まんさく園」です。柴田光政さんが丹精こめて40年余り植え広げられ見事な園になっています。無料開放されているのにも驚きました

      
単なるマンサクとの違いは色(中央部に赤がないので余計に黄色が美しい)そして花弁の短さ・縮れ加減。
      
1ヘクタールの敷地地内にアテツマンサク以外、シャクナゲ、、ヒュウガミズキその他の山野草など花木を主体に栽培されています。このアテツマンサクだけでなく他のものも魅力の場所です。足元もきちんと整備され是非一度訪問されればと思う場所です。
ただ私達は自生地散策を主体としているので、次回は山の道ぶちに渓谷にぽつぽつ残っているという少ししかない地を訪問したいと願っています。
愛媛県に自生地があるということもきいていますのでできればそこへもと夢は膨らむ一方で、身がいくつあっても足りません。
マンサク科マンサク属アテツマンサクを見られたのもサプライズ・・岡山散策はまだまだ続きます














コメント
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