
■いつもの花■5/6
カザグルマを見に行く場所にはシュンジュギクがたくさんあります。春に咲く小さいこのキクは目立たない花です。でも、それが好みなのです。

シュンジュギク キク科ミヤマヨメナ属
初夏に咲く草丈10センチ程度の多年草ミヤマヨメナの変種といわれています。
自生地は本州(近畿以西)及び四国の蛇紋岩地に育つ。ここは蛇紋岩地ですので足元にポッポッと咲きます。数は多いのですが群れて咲きませんので群生という形容はできません。蕾はピンクムラサキをしていますが開花すれば「白」
シュンジュとは「春寿」と書き、早くから咲き開花期が長いからついたようです。
葉には艶があります。カザグルマを見るときにはこの花を見るのがいつもの習慣です。どちらも好きな花です。

ノアザミ

ニワゼキショウ
庭では邪魔者扱いですがこうして散策に出ると目に付き撮影。

マルバウツギ
ここにはこのウツギが多くていつも目を奪われます。挿し芽して栽培したいほど好き。

タラヨウ(雄花)
自宅庭に大木があった時にはあってあたりまえだったので花にも木にも興味をしめさなかったのですが植物観察をはじめ雌雄異株としりました。庭のは雌木だったので赤い実がつき今は小さい木が育っています。それがどのくらい大きくなったら花を咲かすのでしょうか?

毎年楽しみにしているジャケツイバラはこれだけしか開花せず・・・カザグルマの開花のバロメーターです。

コツクバネウツギ
ウツギが咲き始め初夏・・梅雨への橋渡しですね。
他にもカマツカ・などの花も咲いていましたが・・エビネは盗掘されたようでありませんでした。野において愛でて欲しいのです。