
■赤は目立ちます■11/12
第二土曜日は県中央部の山で観察会があります。ところが最近忙しくしていて参加していなかったので今回は張り切って参加してきました。キクの仲間を見ようと思ってでかけたのですが刈り払いされほとんどなし!仕方ないですね。他のものに目を向けて歩いてきました。

ツチトリモチ
昨年とは違う場所にでていたのを今回発見です。ハイノキがある場所を注意深くみるともっとあるかもしれません。




カマツカ(バラ科)
場所によって紅葉しているのも見られます。果実を見るとバラ科と納得します。白い花も綺麗ですが秋のこの時期もなかなか捨てがたい。
登山道を歩いているとあたりが妙に明るく感じられる・・イロハモミジの紅葉でした。今年は美しく色が付いた葉はまだ一度も見ていません。本数は少ないのですが圧倒される赤です。

周りの緑の葉までも赤く見えるように思ったのは錯覚だったのでしょうか・・


ソヨゴ(モチノキ科)
カマツカとは違い丈夫な葉をもつ常緑樹のこの木。長い柄の先に丸い実をつけます。花は目立ちませんが果実が下がる今、華やいでみえました。

ビナンカズラ(マツブサ科)
今回は少し歩くと目に入ってくるほど多かったです。食べられるのですが美味しくないと知っていたので手を出さないままやり過ごすつもりでした。ところが一人が「美味しい!」という。もう一人もそれに続きました。前に食べた時に熟れていなかったからかと一口いれました。・・・やはり美味しくありませんでした。


次に赤くて目立ったのがマルバノホロシ
これは毒として有名なのでだれも口にしませんが食欲をそそる色でした。


マルバノホロシ(ナス科)
ヤマホロシとかヒヨドリジョウゴと比較すれば葉に変化がないので丸葉とついたのでしょうが特に丸いという葉ではないです。
「ホロシというのがなぜかな?」と問うた人がいました。その時多分・・湿疹のことだとは思ったのですが答えず帰宅。調べるとやはり間違いなかったです。通説ですが花後の赤い実が皮膚にできるホロシ(湿疹・蕁麻疹)に似ているからです。しばしば蕁麻疹・湿疹に悩まされていますので連想したくも無い私です。