昨日は群馬と栃木を結ぶわたらせ渓谷鐵道に乗ってきました。
北千住から東武伊勢崎線で相老まで。
そこから目的のわたらせ渓谷鐵道に乗り換えて3時間。
終点は間藤の食堂列車の中で、名物の「やまと豚弁当」を食べて、
足尾銅山の廃墟跡をのんびりお散歩して、水沼駅で温泉に入って、
食堂で鹿尽くし定食を食べて、また3時間かけて帰ってきました。
途中下車して撮影した渓谷美がこちら。この日はこの冬一番の寒さで、
ちらちらと雪が舞い、凛とした空気に包まれて、何ともいい風景でした。
ホームに佇む神戸の食事列車内でお弁当を半分こ。
包み紙が観光MAPになっているほか、
鉄道のテーマカラーあかがね色の手ぬぐい付きで1000円。
走り出さないのが不思議なぐらいのまんま車内で食べるお弁当は
柔らかいお肉に大根おろし入りの甘辛いタレがからみウマー!
現役の列車内に持っていって食べてもよかったけど、
せっかくの食堂、せっかくの往年列車を堪能しないと!
間藤で足尾銅山跡をゆるゆると散策。
歩いた県道は店らしい店もなく、かなり寂れた印象。
銅山華やかなりし頃は道の両側にたくさんのお店が立ち並び、
相当賑やかだったそうで、どこからか当時の喧騒が聞こえてきやしないかと
耳を澄ませてみたけど、町はしーんと静まり返るばかりで。
途中で見つけたのは銅山で働く人々のための宿舎。
いまは資材置き場になっています。
寒い中をさんざん歩いて凍れた手足を温泉で温める。
で、もつ煮込みと鹿定食とビールでまったり。
鹿の刺身はクセがなさすぎるね。馬刺しのほうが好きかも!
同行の仲良しさんと遠出するのはずいぶん久しぶりだったけど、
それぞれの興味をカメラにおさめつつ、本当に楽しくて充実した一日でした。