いま巷で取沙汰されている「特定秘密保護法」の
反対集会へ先月21日に参加してきました。
日比谷野外音楽堂を中心に、
1万人の有志が集まったようで、
政府への怒り&熱気はすさまじいものがありました。
この法案は政府が恣意的に特定秘密を定め、
秘密を漏らしたひと、知ろうとしたひとに対して、
最高で懲役10年という重罰を科すというもの。
しかも「何が秘密かはヒ・ミ・ツ」といいます。
会社に勤めているひとなら、
組織の中にやはり言論の見張り番として、
スパイが潜んでいることだってありえます。
仲良しだと思っていた相手が実はなんてことも……。
みんなが日常的に話題に気を遣うことになり、
見ないふり、聞かないふり、興味のないふりをすることで、
お互いに疑心暗鬼となって、
チームワークが崩れていくようになる。
団結力を削ぐこと、それが戦争への一歩だと思うんです。
これは決して飛躍ではありませんよ~。
そう考えると、こないだの集会に労働組合系が
やたらと多かったのも納得できます。
わたしの目線でいえば、
こういった内容でブログを書くことはもちろん、
居酒屋で政治談議や反戦について
ちょっと語り合おうものなら、
実は隣で飲んでいたおじさんが特高だったりして、
有無を言わさず連行されてしまう、なんて
事態を招かないとは言えないのです。
どうこじつけられても、文句は言えない。
なんてこわいんだ!
そんな不安要素を多分に含む
法律がいままさに生まれようとしているなんて。
日本は戦前に逆戻りしている。
そんな記事がYahoo!ニュースにありました。
「経験者が語る、秘密社会とは」
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/protect_national_secrets/?id=6099513
やっぱり言論統治は戦争の始まり。
わたしは戦争、絶対反対!
だから、秘密保護法に反対します。