自分の部屋で単純な超音波式の加湿器を使っているのだが、近くにある黒い衣類や黒い物の上に小さな白い粒子がいっぱい積もることが気になっていた。
これは、水道水に含まれるカルキが水蒸気と一緒に空気中に噴霧されて落ちてくるらしいのだ。
加湿器でも、一旦過熱して沸かすような方式だと、気体になって蒸発したものが出てくるので、不純物が空気中に舞うことはないらしいが、超音波だと、水に振動を与えたものが、小さな粒子になって空気中に噴霧されてくるので、水道水に含まれているすべての成分が空気の中に紛れ込んでくるということになるらしい。
これが、大きな加湿器だと、中にあるフィルターのところにカルキがガチガチになってくっついたりしているのだけど、卓上加湿器の場合は、容器の中にカルキ成分が残っていないので、ぞのまま全部空気中に飛び出してしまうのではないかと思う。
とにかく、その白い粒子が黒い物の上に積もるのを見ると、結局見えないところにも同じものが積もっているということである。
乾燥するとのどがカラカラするからと思って、寝ている顔の上に加湿器のスチームが降ってくるくらいにしていたのだが、そうすると、カルキの粉を吸い続けているということになるのではないか?
色々調べてみたら、別に体には害を与えないそうなのだが、気持ちが悪い。
カルキを口から飲んで胃に入れるんだったら腸を通って排泄されそうだけど、肺に入っても大丈夫なんだろうか?
それで、これはカルキのはいっていない水を入れたらいいんじゃないかと思ったのだが、浄水器を通した水の場合は、細菌が繁殖しやすく、その気体を吸い込むと肺炎などの病気になってしまうのだそうである。
ぜったいに浄水は使うなとのことであった。カルキよりも危ないらしい。
では、酸性水や水素水だったらどうかと思って、浄水器の会社に聞いてみたのだが、酸性の場合は、加湿器の金属の部分が錆びたりすることもあるそうでダメなのだそうだ。
そして、やはり浄水器の会社ではなく、加湿器の会社に聞くようにとのことだった。
で、いろいろ調べたけど、結局カルキの含まれる水道水をそのまま使うのが良いとの結論だった。
それにしても、この大量の白い粉は嫌だ。特に東京の水道はカルキが多いのではないだろうか?
伊豆の水はカルキがそんなに含まれていないので、水道水でも金魚が死なないが、東京の水道水は中和剤を入れないと金魚が死んでしまう。
カルキの粒子は、見えないけれど、毎日布団の上などにも降り積もっているはずである。
どれだけ鼻から吸い込んでいるのか計り知れない。
それから、パソコンなどの精密機械の隙間からも中に入ってしまうらしいので、カルキを阻止したい。
ということで、まずは卓上加湿器を清潔にするため、きれいに洗ってみた。
すると、カルキの入った水道水を使っていても、なんかぬるぬるしているのだ。
毎日きれいに洗えば、浄水でも大丈夫なのではないか?
卓上の加湿器は、小さいので毎日空になってしまうし、そのたびにきれいに洗えば変な黴菌も繁殖しないかもしれないと思う。
几帳面な性格ではないので、なかなか毎回洗うことなどはできないかもしれないが、とにかく白い粉が気に入らないのである。
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