以前
ヒラタキクイムシの記事を書きました。
その後も別の部屋で成虫を見かけたりし、被害が家全体に及んでいる心配がありますので、子供部屋は復旧せずそのままにし、駆除対策や復旧対策をいろいろ調べまして、本日、兵庫県の西宮から専門の業者に来ていただきました。
根本的に解決するには、家全体をシートで覆い、1週間ガス燻蒸するものだそうです。
その間、ホテルなどで生活する必要がありますし、費用も400万円~500万円かかるそうです。
しかし、我が家の被害の場合、そこまでする必要はないだろうという判断でした。
対策・復旧の概略は次の通り。
子供部屋の対策・復旧
1.部屋の隅で電動ノコが入らず、取りきれていない構造用合板には、薬剤を塗布する。
2.構造用合板には穴は開けても住み着くことは少ないので、通常の構造用合板で復旧する。
3.その上の合板は、☆☆☆☆を取ったヒラタキクイムシ用の防虫加工を施した合板を使用する。
4.フローリング材は、できれば針葉樹を使用する。
柱にも住み着くことは少ないので、これで、子供部屋で繁殖することは少なくなる。
他の部屋の対策
以前に書いたように、私たちの部屋の床下にもヒラタキクイムシがいると思われるが、フローリングを破って出てきている様子はないので、他の部屋と同様、ライトトラップ(虫の好む紫外線ランプ)を仕掛けて数を減らす。
アフリカヒラタキクイムシは、正の走光性がり、光におびき寄せられるため、ライトトラップに装備されている粘着シートで捕獲する。
ライトトラップは、2階天井裏と、浴室の天井裏(1階と2階の間)に3月から11月まで設置する。
取れる数が年間5匹以内になれば、まず問題なくなる。
これとは別に、部屋にもいくつか小型のライトトラップを設置する。(表題写真)
場所と取れる数によって今後の対策を考える。
報告書は、また別にいただけるとのことですが、こんなところでしょうか。
ライトトラップで、確実に数は減らせるとのことでしたので、少し安心しました。
ただ、年数は何年かかかるようです。