今年は暖冬の影響で、越冬している白鳥が早くもシベリアに渡り始めているという報道を聞きました。
昨年は3月の半ばにラムサール条約を結んでいる白鳥飛来地、伊豆沼を訪れてみましたが時すでに遅しで、蕪栗沼でも白鳥はおろか水鳥さえ逢うことができず残念な思いをしたのでした。
そんなことを思い出し、すぐにでも白鳥さんに会いたい衝動に駆られたのでした。
休日を何も考えずまったりと過ごしてしまい、時はすでに午後になっていました。
高速道路をふっ飛ばして北上するのも、どうかと思われます。
ネットで調べると、利府町の加瀬沼にも白鳥がきていると写真が好きな方のブログで見て知りました。
車で40分程で行ける場所です。
途中のスーパーで食パンを2斤買いました。
加瀬沼を訪れるのは2回目です。
15年以上前のことでしたが、ライ魚がいる沼と聞き、好奇心から見に来た懐かしい思い出があります。
随分整備されて、公園として整備され、バーべキュー施設も併設されていました。
ちらちらと雪が舞っていました。
本格的なカメラを携えて、ガンやカモなどの水鳥を撮影している方がいました。
白鳥は見当たりません。
がっかりして帰ろうとしたその時、遠くに白いものが見えたような気がしました。
ドンブラコ、ドンブラコ…
白いものが近づいていてきます。
白鳥です!
しかも、一列になってどんどんこちらに近づいてくるではありませんか!
白鳥さんの視線がこちらに向いてきました。
期待を白鳥さんの視線でひしひしと感じました。
夢中でパンをちぎりながら、白鳥に食べてもらいたいと一心不乱に…
「行くよ!」
「ふぁく」
「こちらにも投げてよ」
「水鳥にとられた、悔しいな…ちょっとお灸を据えてやろう」と首にガブッ!
「お前、さっきから俺の分食ってる!邪魔だ、退け!」と腰のあたりをバクッ!
会話さえできないものの、何かそんな声が聞こえてくるようです。
たった少しのパンで、熾烈な争いを誘導してしまったようで、心苦しくもありましたが、そんな様子を目の当たりにしながら「生きることにひたむきに真剣であれ!」と白鳥さんから強烈なファイトをもらった気になる私でした。
昨年は3月の半ばにラムサール条約を結んでいる白鳥飛来地、伊豆沼を訪れてみましたが時すでに遅しで、蕪栗沼でも白鳥はおろか水鳥さえ逢うことができず残念な思いをしたのでした。
そんなことを思い出し、すぐにでも白鳥さんに会いたい衝動に駆られたのでした。
休日を何も考えずまったりと過ごしてしまい、時はすでに午後になっていました。
高速道路をふっ飛ばして北上するのも、どうかと思われます。
ネットで調べると、利府町の加瀬沼にも白鳥がきていると写真が好きな方のブログで見て知りました。
車で40分程で行ける場所です。
途中のスーパーで食パンを2斤買いました。
加瀬沼を訪れるのは2回目です。
15年以上前のことでしたが、ライ魚がいる沼と聞き、好奇心から見に来た懐かしい思い出があります。
随分整備されて、公園として整備され、バーべキュー施設も併設されていました。
ちらちらと雪が舞っていました。
本格的なカメラを携えて、ガンやカモなどの水鳥を撮影している方がいました。
白鳥は見当たりません。
がっかりして帰ろうとしたその時、遠くに白いものが見えたような気がしました。
ドンブラコ、ドンブラコ…
白いものが近づいていてきます。
白鳥です!
しかも、一列になってどんどんこちらに近づいてくるではありませんか!
白鳥さんの視線がこちらに向いてきました。
期待を白鳥さんの視線でひしひしと感じました。
夢中でパンをちぎりながら、白鳥に食べてもらいたいと一心不乱に…
「行くよ!」
「ふぁく」
「こちらにも投げてよ」
「水鳥にとられた、悔しいな…ちょっとお灸を据えてやろう」と首にガブッ!
「お前、さっきから俺の分食ってる!邪魔だ、退け!」と腰のあたりをバクッ!
会話さえできないものの、何かそんな声が聞こえてくるようです。
たった少しのパンで、熾烈な争いを誘導してしまったようで、心苦しくもありましたが、そんな様子を目の当たりにしながら「生きることにひたむきに真剣であれ!」と白鳥さんから強烈なファイトをもらった気になる私でした。