新宿から京王線に乗ると、時間がゆったり流れていくような感じがします。
車窓から見えるのは、下町らしいのんびりした風景。
三鷹駅で降り、深大寺行きのバスに飛び乗ったのは、16時すぎ。
園内は、深大寺ほか植物園もありました。
16時半位まで拝観できるそうです。
深大寺の歴史は平安時代、清和天皇の貞観の頃のさかのぼります。
武蔵の国司、蔵宗が反乱を起こすとその降伏を祈念するため、修験の達者である比叡山の恵亮和尚が勅命を受け東国へ。
恵亮和尚は深大寺を道場に定めて、逆賊降伏の密教修法を行ない、その平定の功により清和天皇は、近隣七ヶ村を深大寺に寄せられ、寺を恵亮和尚に賜ったそうです。
859年、天台宗に改宗。
自分の体の悪い個所を摩ると、癒してくれるという。
思わず、あちこち触りまくってしまいました。(ありがたい~)
ここでは、花みくじがおすすめ!
押し花のお守りがとても可愛いです♪
山門をくぐると・・・
お寺の風情がありますが、その向こうには、深大寺そばの玉乃屋さんや松葉茶屋でお蕎麦を頂くことができます。
「この村は幾処となく溪あり坂あり、高低定めがたくて莫大に広し…実も、深大寺の辺は大樹繁茂し、野猿の清澄、澗水の音のみ聞えて更に一切の俗事をはなれ、寂々寥々として心月を観ずるべき勝地ならんかし」
『遊暦雑記』(江戸時代文化年間の紀行文)
水が豊か。
小川のせせらぎの傍には・・・
植物も生きる者たちもここでは、時間がゆったり流れている感じがします。
お花がいっぱい並んだお店。
自然に囲まれて、気持ちよく時間が流れていきます。
「深大寺だるま市」は日本三大だるま市の一つ。
毎年3月3日~4日に行われているそうです。
自然になかをのんびりできる深大寺。
お蕎麦も味わえ、近くには温泉もあり、吉祥寺も近くて・・・私のお気に入りの場所です。