湯瀬温泉は、秋田県鹿角市、米代川沿いにあるこぢんまりした温泉です。
川瀬から湯が湧出していたことが、温泉名の由来となったとも。
JR花輪線、湯瀬温泉駅下車。
いつだったかテレビで列車の旅を見て、鶴のいる浴室のことが強く印象に残り、いつか入湯してみたいと思っていた「鶴の湯」さん。(入浴のみ:400円)
とても家庭的な雰囲気のお宿で、やさしい笑顔の女将さんに歓迎してもらいました。
たまたま女湯が掃除中で、男湯を貸切で使わせて頂けることになりました。
とても立派な鯉が、館内の池をゆったりと泳いでいます。
男女別の露天風呂。
その日は、掃除中だったため入浴は断念。
これが、鶴が傷を癒したといわれる鶴のオブジェのある浴槽です。
元湯の熱い源泉を少しさまし、溢れさせているそうです。
さてさて・・・鶴と一緒に入浴してみましょうか♪
「あ、あ、あつつっ!!」
私にはちょっと熱すぎでした。
贅沢に流れ続ける源泉が円形の浴槽をぐるぐるまわり、その対流効果で、体がよく温まるお湯です。
浴槽は2段階の深さになっていて、一番下で身を沈めると、鶴のように首をのばさないとお湯に顔がついてしまいます。
「ははっ・・・」
そう、それこそが正真正銘の「鶴の湯」。
参りました!
お湯の新鮮さ、PH8.9の美人の湯(アルカリ性単純温泉)、大自然につつまれて、ほのぼのとした気分になる温泉でした。