あれから4か月も経ちました。
3・11以降、初の「塩釜神社」に再来です。
明和の灯篭が被災していました。
神馬舎のそばの鳥居をくぐり、石畳をのぼったところの手水場は少し傾いており、立ち入り禁止。
石畳の境内に通じる古い階段の灯篭も少し被害があったようです。
灯篭の傘部分が新しいものにかわっているものが少しありました。
被災後、どうなっているのかとても気がかりでしたが、そう大きな被害の様子もなく、なかば安心しました。<撮影時:7月3日>
偶然にも、その日は結婚式が執り行われていました。
この新しいご夫婦も、もしかしたら被災を体験したのかもしれず、この平穏な光景を見るにつけ、胸があつくなるような思いがこみ上げてきました。
夏越しの祓の茅の輪です。
健康を祈りながら、茅の輪を3回くぐります。
塩釜にも大きな津波が押し寄せましたが、境内の高みから見る景色は以前と変わらないようにも思えるのがせめてもの救いです。
一日も早く、人々の暮らしがもとに戻りますように・・・。