もと東京で板前をしていた店主のお蕎麦屋「蕎麦処 若佐 」さん。
民家風の外観ですが、中に入るとあたたかい暖炉がお迎えしてくれます。
木のぬくもりがいっぱいの店内の「和」の雰囲気に、心が和みます。
昼のお蕎麦屋さんにしては、色香がありすぎです。
なんとなく昼間の一線を越え、一杯地酒を・・・という雰囲気があります。
というのも、蕎麦をオーダーした後に、こんな前菜3点盛が運ばれてくるからなんです。
山形名物の「菊のお浸し」は上質な味わいですし、小ぶりながらトロトロのナメコもおろし大根と相まっていい感じなんですね~それに厚焼き玉子が、ちょっぴり甘めで上品な食味なんです。
さらに、蕎麦が運ばれてくる間に、次のサービスがあるんです!
お新香三点盛。
もれもまた手作りの感があって、箸がのびすぎてしまいます。
本命は「蕎麦」なはずでしょ?と我を取り戻した頃・・・
来ました~♪
板そばは細麺と太麺が選べ(各800円)、太麺は噛むたびに蕎麦の風味と甘味が口に広がって美味です!
時間をかけてゆっくり蕎麦の旨味を味わうそんな覚悟がある蕎麦通なら、個人的に太麺はおすすめです。
一方写真(上)の細麺は、つるりとした喉越しが良くて、ツルツルと蕎麦の滑らかさを味わいたいかたには個人的にはお勧めします。
蕎麦の香りは太麺と比較すると感覚が鈍りますが、喉越しはいいと思います。
天婦羅はサクリとして油が切れていますが、あくまで野菜よりメインは2匹の海老。
蕎麦が運ばれてくるまでの料理サービスの良さ、居心地の良さが好印象で再来してみたいお店でした~♪
■蕎麦処 若佐
住所 大石田町田沢2056
営業時間 11:00-18:00
定休日 第1・3水曜日