杉村温泉をぶらりと散歩すると「須賀神社」の鳥居が目につきました。
須賀神社の創建は不詳ですが、古くから村の鎮守として信仰され、当初は城山の麓に鎮座していたそうです。
建武2年(1335)、与助と称する人物がこの地に社殿を造営し、奥宮として高山の山頂を祀りました。
境内に入ると、美しい竹林がひろがっていました。
とても静かな境内です。
神社の裏手に小道をみつけ、辿ってみました。
11月下旬の山の彩りがとても綺麗。
朱に染まった小道はどこに続くのでしょうか。
色づいた落葉をサワサワと踏み進む足音だけが、儚く響きます。
なんと小道は「薬師堂」の境内へと続いていたのでした。
杉の巨木が根元から二股に分かれ、まるで夫婦が寄り添っているように見える「めおと杉」を見ながら、薬師堂へ到着です。
「今度はゆっくり杉村温泉に泊まれますように~」とお祈りしました。
境内を下ると無料の駐車場に出ます。
その傍には露天の浴場もありますが、今回は時間がなく入りませんでした。