五頭温泉郷のひとつ「村杉温泉」の開湯は、建武2年(1335)、足利家の武将だった荒木正高が戦乱を逃れてこの地に着き、薬師如来のお告げによって、温泉を発見したと言い伝えられています。
村杉という地名は、この薬師堂へ続く道に、仏の恩に報いるために杉や松を植えたことから、名付けられたと言われています。
開湯から700年を数える、全国有数のラジウム温泉(放射能温泉)です。
昔から婦人病に効くとして「子宝・安産の湯」としても知られ、共同浴場わきの薬師の清水や飲泉も人気があります。
杉村温泉には、無料の足湯があります。
なみなみと注がれる源泉。
泡が優しく足を刺激してくれるバブルバスもあり、いつまでも入っていたい足湯です。