山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

瀬波温泉 源泉やぐら

2015年09月08日 | 温泉

瀬波温泉街で「源泉やぐら」の看板を見つけ、興味がてら行ってみることにしました。

「はぎのや」さんの駐車場からが最寄ですが、「はぎのや」さんを利用しない場合は、瀬波温泉観光センターがある市営駐車場から徒歩10分位です。

後でわかったのですが、源泉やぐらで駐車しているを見たので、入れる道もあるようです。

階段を上ります。

意外としんどいです。

息がハアハアしてきたころ、やっと噴湯公園が見えてきました。


源泉やぐらを中心に広がる噴湯公園からは、美しい日本海が広がっていました。

 

「温泉やぐら」から轟々と立ちこめる湯気の迫力、音、源泉の匂いから、瀬波温泉を体で感じます。

瀬波温泉の熱い源泉で「温泉たまご」を作る場所もありました。(無料)

「ああ、たまごもって繰ればよかったなぁ~」と後悔・・・。

誰も利用しないなんて、本当にもったいないです。

与謝野晶子さんがここにきて歌ったそうです。

大空へ煙の馬を走せしむと 
       白き噴湯の望まるる山

地中より水晶の木を抜き去りし  
       後の餘沫とおぼゆる噴湯

吹き寄りぬ温泉の熱気 
       くれなゐの桃の花などもたらす如く

いちじろく瀬波に春の陽炎の立つと 
       噴き湯をとりなしてまし

あたたかし北越雪譜噴き湯より 
       春の来たるを記さざれども

柔らかに湯の櫓をばめぐりたる 
       浅き泉の灼熱の水

温泉はいみじき瀧のいきほいを 
       天に示して逆しまに飛ぶ

坂多き雪の瀬波のしづかなり 
       噴き湯動くは一ところにて

雫する雪解にまぎれ小雨降り 
       雪解に紛れ湯の靄ぞ散る

我友は暫く雪を踏みに出づ 
       越の瀬波の湯の雪下駄に

与謝野晶子さんって、温泉好きだったのですね。

かつて宿泊した千葉の勝浦にも、与謝野晶子さんの歌碑がありました。

 

源泉は絶え間なく、力強い噴気をあげています。

自然のもたらす圧倒的なパワーに思わず、唖然として立ちすくんでしましました。

歴史ある伊夜日子神社。

さらに階段が・・・

急こう配です。

休み休み行きましょう♪

奥の院にたどり着きました。

幸運になれるといわれる「龍神の鐘」。

素敵な音色でした! 

今日宿泊するお宿が見えました。

なんてことはないのですが、瀬波温泉の源泉の力を感じられて良い散歩になりました。

次に訪れる時は、絶対にたまごを持参したいと思います。