今回の一人旅は、行くべきか行くべきでないか、この2か月は自問自答の日々でした。
というのも、四国遍路三周目。
前回の四国遍路で88箇所をいっきに結願したものの、仕事の関係で高野山参りをできないでいました。
納経して頂く納経帳、白衣、お軸、その全ては「高野山参り」で本物の結願となるのです。
今回は祝日と有給休暇を合わせたら、4日の日程が使えます。
高野山+京都か、高野山+熊野古道・・・
いろいろ考えたのですが、結局は「徳島遍路+高野山」に決めました。
来春も四国遍路を考えていて、祝日+有給休暇を合わせると9日しか使えない=結願しても高野山は行けないという、同じことを繰り返してしまうためです。
それでこのチャンスに3日で徳島を打っておこうと。
お遍路、というか四国が好きなんですよね私。
周りにいろいろ言われると、心が揺らぐこともありますが。
11月なので洋服が増えてしまい、リュックは8kgにも膨らんでしまいました。
結果今回不要だったものは、ヘッドライト、タオル、洋服はもう少し少なくても良かったですね。
次回は圧縮袋を考えようと思いました。
ところが出発の朝の事でした。
四国旅の当日の朝がやってきて、感じたことのない足の痛みで起床。
湯たんぽで低温やけどしていました。
理由は、寝返りも打たないくらい、いつになくぐっすり寝てしまったから。
皮膚科に診て貰うと先生は「これは行くべきじゃないってことじゃないか?行かない選択はできないの?」と。
ドクターストップかぁ~、でも幸いにして左足だから運転は大丈夫。
「無理はいけませんよ。何かあったら予定はストップしてね」と言われました。
何か、どこか深いところで、試されているような気もします。
病院の後、その日のいつもの仕事が終わり、夫が空港まで送ってくれました。
はじめてpeachに搭乗。
手荷物を預けるのは有料(航空券料金が異なる)ですが、梱包などのサービスはpeachにはありません。汚したくない荷物は、梱包して持ち込むのがpeachの手荷物のルールなのだとか。
搭乗してみると、機内は狭く、通路もひとりが通るだけのスペースしかありません。
荷物を預けると有料のため、手荷物(1個まで無料)を機内に持ち込む方がほとんどで、荷物を棚にあげている時は前に進めません。
席に座ると、隣の体格の良い男性の開いた足が、私のスペースまで飛出してきてかなり窮屈でした。
前席からのスペースも狭い為、テーブルと体にも隙がないほど。
失敗した~、と思いました。
しかも、楽しみにしていた「空弁」は売れ切れとのこと。
夫が用意してくれたサンドイッチが夕食となりました。感謝!
関空に到着。
リムジンバスで徳島駅へ。
3時間近くバスに乗るのですが、peachより広く、車内にトイレもあり、疲れませんでした。
徳島駅には予定通り00:05分到着。
とぼとぼ歩いてホテルへ。
やけどで病院→通常通り仕事→peach搭乗→リムジンバス乗車→深夜ホテルチェックイン・・・そんな忙しい旅の始まりとなりました。