山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

猫の譲渡会

2018年09月09日 | 

仕事先で、月一程度で猫の譲渡会が開催されているポスターを見て、どんな感じなのだろう?と気になっていました。

見に行くなら、迎えてあげる覚悟でないと。

中途半端な気持ちで行ったら可哀そうと思っていた私は、ようやくその覚悟が整い、譲渡会に行くことにしました。

開催の開始頃に行こうと思っていたのですが、結局、お昼頃に会場につきました。

テント内のゲージが置かれ、子猫、親猫、なんと20匹位いました。

小雨で肌寒く、子猫たちはゲージの中でお互いくっ付きあったり、少し震えている子猫、警戒心なく爆睡している猫、またかといった表情で媚もせずいる成猫・・・本当にさまざま。

せっかくのチャンスなのだから、寝たいの我慢してアピールしたら?と思ったりもしますが、猫は自由なんです。

私の家猫ミカエルは、キジトラで可愛いですが、次を飼うのなら、真逆の白っぽい猫が良いと思っていたんです。

家猫が短毛なので、長毛もいいなって。

丸顔で目がパッチリしているのが私の好みの猫さんです。

 

ゲージの猫を一匹一匹確認していくと、どの子も可愛いんですよね。

ここから選ぶなんて、はっきり言って無理だと思いました。

ゲージの上に、その子の産まれた時のことが書いてあります。

牛小屋で地域猫が産んでいった、家猫が家で産んだ、地域猫が自宅の敷地内で産んでいった、高齢者が飼っていた猫、引っ越しで連れて行けなくなった、などなど。

それぞれストーリーがあり、保護してお世話をされている方もまちまち。

それぞれが持ち寄って、譲渡会になっているようです。

しかも今月はまだまだ子猫がおり、臨時で月2回開催されるそうです。

 

本当に、どうしよう??

新しい家族を迎えるってことは、楽も苦もともに生きていくということです。

大きな責任があります。

そんな選択をする時は、男性は一歩引くものなんでしょうか?

「どの子がいい?」といっても夫は蚊帳の外でスマホしていました。

 

んんん・・・。

こんなに悩んだことって、最近あっただろうか?

「決められないなら、縁が無かったんだよ。諦めれば?」

と夫に言われると、逆に引き下がりたくなくなるのが不思議です。

 

お世話されている方からいろいろ猫の普段の暮らしのお話を伺い、白っぽい3匹に絞りました。

1匹はまだ時々母猫に乳をねだって飲んでいるというので、母子を引き離すのは可哀そうだと、2匹に絞りました。

和猫の白は、頭にうっすらと本当に薄いベージュのシマシマがあります。

全く真っ白より、個性が少しあるので好みでした。

もう一匹は白い長毛の洋猫で、ようやく深い爆睡から覚めて、立ち姿のその美しさにうっとり。

でも一人第一希望さんが既に現れているというので、命をひとつでも救おうとするなら、和猫の白かな、と。

でも長毛の洋猫も諦められないので、それぞれ抱かせて頂いて決めようという、欲張りな提案にもボランティアさんが快く応じてくれました。

ただし、ワゴン車の中。

最初の和猫。

おとなしい子なのですが、抱かれるのが嫌な性格のようで、シャーと怒り、一瞬しか抱くことができませんでした。

次に長毛の洋猫。

抱いた途端、まるで私のブラジャーのようにフィットして、そしてコタ~~っとなり、離れる感じがありませんでした。

この軽さ、体の温かさ、柔らかさ・・・もうこの子以外ないと感じました。

本当にほんとうにかわゆい。

かわい過ぎる!

猫を抱くのが好きなので、この子に決めました。

絶対ゆるぎない決定だと、そう思いました。

 

その後、トライアル申込書に記入するのですが、嬉しさのあまり、そしてこの重要な選択をするにあたり、手が震えるほどで、夫に記入して貰いました。

世話人さんが大体1週間くらいで自宅にお渡しに行き、室内も確認させて頂きますとのことでしたが、夫が「土曜日は月山に泊るでしょ、だからダメでしょ」というと世話人さんに推薦して下さったボランティアさんが、私も最近月山に行ってきました!とおっしゃるので、またまた意気投合でした。

繋がっているんですね、目に見えない何かが。

 

今回頂く長毛の白い洋猫さんは、尻尾に母親と同じく淡い黄色が入っています。

早く家族になりたいです。

家猫ミカエルに報告すると、目を大きくして、驚いたふうでした。

世話人さんによると、地域猫が家の敷地内で4匹産んで、1匹は先月に家族が決まり、2匹はお姉ちゃんが手放したくないそうで、今後の譲渡会には出さないそうです。

お姉さんがとても長毛の洋猫のアピールに一生懸命で、とても優しい心で子猫に接していたので、たくさんの愛情を受け育った子猫だと確信しています。

その心を引き継いで、私もこの子猫を大事に幸せに育てていきたいと思います。