人生初めての山頂小屋宿泊。
東北百名山でもなかなか山頂小屋というのは珍しいと感じてきた私ですが、夫は北アルプス、南アルプスなど若い時に登頂しており、山好きの私が山頂小屋に泊ったことないなんて信じられない、と言います。
じゃ、今回は誕生日の節目に、山小屋で過ごそうじゃありませんか♪
山小屋、デビュー♪
山小屋の女将さんが、到着時間が遅れたことには言及せず、暖簾のかかった2階へ、とのこと。
すごく広いのに、ふたりで?
小窓からの眺めも、素敵♪
山頂小屋にはお風呂がないので、体拭きで全身を拭いて、持参した部屋着に着替えました。(歯ブラシ・タオルなし)
お部屋が曇りガラスなので、外から見えないようにひそかにね。
小窓からの景色。
18時夕食。
ちょっとトイレに行ってから・・・じゃ先に行くねと夫。
トイレは水洗ですが、紙はゴミ箱に捨てるシステム。
食堂に行くと、既に夫は同じテーブルのご夫妻にビールをおごられてご満悦ではありませんか!
私も、頂きま~す♪
山頂小屋とは思えない、贅沢な夕食です。
月山筍、ミズ、きのこ・・・
ああ、感動。
そして幸せ♪
ちょうどご夫妻が同年代だったので、皆で楽しく会話しながら夕食を頂きました。
月山筍がぶっとくて、灰汁がなく、なんて美味しい天婦羅でしょう♪
部屋に戻ると、お布団セットされていました。
暖房がないので、戻った部屋は寒いです。
ホッカイロ1個お腹のあたりに忍ばせて、着込んで、くっ付いて寝ました。
完全個室ではないので、天井の上のほうが開いていて、午前2時頃アラームが鳴り、隣人の女性三人が、もぞもそと部屋を出ていく様子がわかりました。
あとで分ったのですが、星がすごく綺麗に見える時間なんだそうです。
流れ星も見えて。
山が好きじゃないと、山小屋宿泊はできないと感じました。
寛容な心がないと、多分厳しいと思います。
皆同じ方舟なんですよね、多分ね。
ジャーン、朝食は6時から。
好きなメニュー。
なんと剥き茸の醤油あんかけとお新香もテーブルに各1皿。
月山の天然の恵み、豪華です。
イタドリの煮物も美味しかったし、ご飯も、天空で頂くものは本当に別格の味わい。
幸せしかありません。
来年、また来ますね♪