当初月山登山にあたって、姥沢パーキングから登頂しようという計画でしたが、リフトに乗らないで登頂する(私が高所恐怖症なので)3時間近くかかるのではないかということになり、8合目のほうが1時間位早く山頂に着く、というので急きょ予定変更。
月山8合目駐車場に到着したのは、13時40分頃。
下山した中高年の方が、車で爆睡しているのを何人か見たので、登頂は想像以上に大変かな?と思いました。
気合!最後は結局気合しかない!
しっかり登山靴の靴ひもを縛り、さあスタート・・・?
あれ?靴が何か変?
あっ!
靴底が剥がれています。
うっそ~!!
WILD-1で買ったゴアテックスの登山靴。
3回位しか使ってないと思う。
今までこんなの見たことない!
諦めよう。
廃棄しかない。
そして・・・
このKEENの靴しかないので、これで登るしかありません。
最悪だけど。
でもこの靴は軽登山もしているし、信頼できる靴なので頑張るしかないですね。
↑月山登山後の靴の状態。
確実によれよれになってしまっています。
結局これで登頂はできたのですが、すれ違う人に靴を見られると恥ずかしいし、岩場が多いので岩のゴツゴツの感触が直足裏にきて足つぼ押しのような痛みが時々。
岩と岩の隙間に足がはまってしまった時の痛み。
足首に負担がかかり、スピーディーに歩けず、8合目駐車場から2時間40分もかかってしまいました。
月山登頂はしっかりした登山靴でないと大変です。
それが1回目のハプニング。
2回目のハプニングは、登頂後に知らされて、心がわなわなと動揺しました。
山頂の月山神社本宮でご朱印をもらう予定でしたが、到着すると16時半を過ぎており、神社は閉っていました。
神社の方の姿はチラチラ見えるので、翌朝にお参りしてご朱印を貰おう、と思っていました。
山頂小屋の女将さんに神社が開くのは翌朝何時かお聞きしたところ、
「あらぁ、今年はもう終わりよ。」
「え?どういうことですか?」
「今日の午前中(9/15)に閉山のお祭りがあって、入れるのは午前中までで、もう今年は終わったのよ。毎年そうなのよ」
「はぁ・・・」
一瞬目の前が白くなって見えましたが、そうそう、そういうことなんて普通にあることなんですよね。
「また来なさい」
そう呼ばれたんだと思います。
山頂小屋で時間を過ごしながら、早速来年の登頂日も計画しちゃいました。
それまでに登山靴買わなくちゃ。
きちんとした靴買うんですけど、1代、2代目とも登山後にどこかに忘れちゃって。
登山の時は普通、家から登山靴履いて出かけないので、山についてから履き替えるんですよね。
多分、下山して履き替えた時に、車に積み忘れたとか、登山靴で宿に着いた時、普通の靴も一緒に持って、普通の靴を履いてそのまま帰っちゃったりとか、そういうことだと思うんですけど。
登山するよとなって靴のクローゼットを確認すると、登山靴が無くなっていて、そこで知るって感じです。
おバカですよね、反省です。
登山靴の手入れも悪いし、靴底が剥がれたのも、多分カビが原因のような気がします。
モノは大事にしないといけませんね。
山が好きな人は、普段は使わないからこそ、山の装備をすごく手入れされていますよね。
本当に私はだらしなく、反省します。