姫路城からレンタカー20分程度で、書写山ロープウェイ駐車場に到着。
書写山 圓教寺は西国27番観音札所で、標高は371m。
ロープウェイは民間運営の為、圓教寺の宿坊宿泊や修行体験等の利用でも、割引は一切ないとお聞きしました。
書写山に初めてロープウェイが設置されたのは1958年で、当初は30人乗りのゴンドラが運行していましたが、平成4年に大型化。
2018年3月、開業60周年を機によりワイドに視界が広がる客車に生まれ変わり、車内はお祝いの飾りつけがされていました。
山頂ロープウェイ駅までは、3分50秒。
全長781m、高低差は211m。
15分ごとに運行。
2019年4月において、往復1000円。
片道は600円とのこと。
なぜか、出発時間になっても私ひとりしかおらず、入山までのケーブルは貸切状態。
同乗の従業員さんには、私一人の為にアナウンス頂きほんと申し訳ない気持ちでしたが、途中すれ違う帰り便は海外の方で満車でした。
全面ガラス張りのため、車内のどこにいても景色が楽しめます。
「一隅を照らす」。
書写山 圓教寺は、西の比叡山(天台宗)と呼ばれています。
ロープウェイを降りると事務所があり、入山料(500円)を納めます。
ただし定期的に開催される要事前申し込みの修行体験では、すでに入山料が修行体験代に含まれているそうです。
本堂までバスを利用したい方は、往復バスがセット(500円)をさらに納めます。
ひとりバスに乗りましたが、本堂バス停前までの細い道のり、近年経験したことがないような昭和を感じるバスの揺れ方にヒヤヒヤしました。
逆に海外の方は、このバス乗車体験を動画に撮ったりしながら、楽しまれているそうです。
ケーブルを利用せず山麓から歩く、と本堂まで人によりますが、男性だと概ね30分程度と答える方が多かったです。
山登りが嫌じゃなかったらそんなにきつくはない、とのことを皆がおっしゃっていたのが印象的でした。