山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

書写山 円教寺宿坊

2019年04月08日 | ホテル・宿

園教寺の園教寺会館(宿坊)が、その日の宿です。

まず書写山に到着すると、お参りの前にリュックを預かっていただこうと「すみません~~~」と玄関先で叫んでみましたが、何の音沙汰もありません。

不審者に思われたら嫌だけど「すみませぇ~~ん」を連呼しながら食堂へ。

良かった、食堂で調理中の方と会うことができ、お部屋に案内されました。

トイレはココと案内されて中庭を見ながら・・・

長い廊下が続きます。

一旦外に出て、隣の建物のドアをあけるとこのお部屋。

つまり、離れのお部屋です。

外から見るとこの右側の2F。

宿坊で一番良いお部屋で、芸能人さんも泊まった開運のお部屋だそうです。

外の眺め。 

延暦寺会館さんは、部屋数にかなり限りがあるようですね。

私は本当にラッキー☆でした。

館長様が私一人の為にお風呂を沸かして下さいました。

この山頂でこんなにゆったりしたお風呂を独り占めなんて、罰が当たりそうなくらい贅沢すぎます。

感謝、感謝の気持ちで心ゆくまでお風呂を楽しみました。

 

夕ご飯は食堂で頂きます。

私一人の為にこんなに広い会場を暖房であたたかくして下さって、本当に恐縮です。

お野菜を中心としたメニュー。

味付けはあっさりめで、私の好みです。 

館長様が天婦羅を揚げて下さいました。

この海老天、すごく美味しかったです!

プルプルして甘味があって身が厚いの!

感動しました、私一人にこんな素敵なおもてなし。

館長様がとても素晴らしい方で、私が食事している間、いろんなお話をしてくださいました。

阪神・淡路大震災でも、東日本大震災でも、書写山ではお勤めをしている従業員をかき集めて、瓦礫の撤去、泥の掻き出し作業などのボランティア活動をしたそうです。

東日本大震災の時、こんな遠くの皆さまに助けられたのだなぁ~、と思うと心が締めつめられる気持ちになります。

私は私なりにその時にできることしかできなかったんだなぁ~、と記憶がめぐってきました。

 

 

朝は摩尼殿にて、朝のお勤め(6時半)がありました。

本堂は薄暗く、LEDの小さな灯りで住職様がお経を読む、その不思議な空間にひとり身を置きながら、天台宗の修行の厳しさを感じました。

ここ数日、とても寒い日が続いていましたが、さらに書写山はお山なので、朝の寒さは身にしみるような体感でした。

いつもの巡礼では持って行った洋服が余るくらいでしたが、今回は着こんでもホッカイロをしても洋服が足りませんでした。

西日本だから、桜が見えると思っていたのにね。

 

朝ご飯。

この宿坊、ご飯が本当に美味しいんですよ。

お櫃に炊きたてのご飯がたくさん入っています。

こんなにおかずがあるから、沢山ご飯を頂きたいのですが、ここしばらくの寒さで胃が委縮してしまい、小盛り1膳しか受付ませんでした。

本当に、贅沢ですよね。

最後に具沢山のお味噌汁を頂きました。

美味しかった~♪

 

今日はここ書写山で一日修行体験をします。

その時間まで、館長様とたくさんおしゃべりしました。

お話が面白くて、思わず私は身を乗り出して話を聞いていました。

私一人の為に、こんなに素晴らしいおもてなしを受けて、本当にうれしかったし、ありがたかったし、書写山とご縁が繋がることができて良かった、と心から思いました。

 

感謝。

合掌。