ビストロ モン・ジャルダン

ずっと気になってたフレンチレストランがあったのですが、ミシェランガイド2017年宮城で調査員おすすめに認定されてしまったため、混んでいると諦めていたのですが、とある日曜日に電話で予約できるか尋ねてみると、受け入れていただけるとのこと。

利府町にある「ビストロ モン・ジャルダン」さん、初訪です！

落ちついた店内。

夫がワインを頼めば？というので、私だけ甘えさせていただきました。

その日のおすすめオードブル。

脂ののったサーモンと自家製栽培のきのこのソテーにオリーヴオイルベースのソースが掛っていて、オードブルにしてはこってりなスタートダッシュかと。

きのこはなめこなのですが、肉厚でコリコリして、自家製のきのこでしか出せない、インパクトがありました♪

パンプキンスープ。

甘みがあって濃厚ではありましたが、この手のスープは生クリームさえあれば、私でも美味しく作れる料理のため、ミシェラン推薦の店で頂くとは・・・。

パンが運ばれてきました。

軽くトーストした感じで、自家製パンではないようです。

その日のお魚は真鯛のポアレ。

脂ののった鯛でしたが、火を通し過ぎで、さらにバターソースがくどくて、食べ疲れました。

総じて食材とソースの脂が濃く、古典的なフレンチという印象です。

夫のＣコース（3500円）のお肉料理は、牛肉のソテー。

これもまた、火を通し過ぎでした。

デザートはバラエティーに富んでおり、感動がありました♪

私のＢコース（2800円）は、洋ナシの甘露煮にマンゴーアイス。

食後は、コーヒーを頂きました。

接客が良くて気持ち良いランチを過ごしました。

 

■ビストロ モン・ジャルダン

住所：宮城県宮城郡利府町神谷沢字化粧坂 61-1
TEL：022-346-6625

亀喜寿司

「ひがしもの」というマグロのブランドで知られている塩竈。

いろいろお寿司の名店はありますが、「亀喜寿司」さんを予約してみました。

マスコミ関係の色紙が並べてある、小上り席に案内されました。

メニューの中ではやはり「親方おすすめメニュー」（5200円～）は押さえておきたいポイントですね。

季節限定メニューも、トキメキます♪

ホヤの握りなんて、どんなものなのでしょうか？

握りを待つ間、地酒を頂きました。

おつまみはマグロの醤油煮でした。

合いますね～この組み合わせ♪ 

さて、運ばれてきました～♪

季節の握り。

かつおとか、大衆魚がお目見えしていますが・・・

私がオーダーした「寿」（2700円）と内容は大きくは変わりませんでした。

「親方おすすめ」（5200円）は、一皿完食後に二皿目が来ます。

ひがしもののマグロは、本当に脂がねっとりとくどいくらいに主張してきて、年を重ねると好みは濃い味の赤身にシフトするんでしょうかねぇ～？

新鮮なのは港町では当たり前で、私はもう一捻りのサプライズが料理に反映されているかと価格以上に期待してしまっていたのですが、鮮魚の甘み、旨味、ネタのバランスは上手く押さえているお寿司屋さんだと思いました。

貝のおすましは蓋がないし、そんなにアツアツではなかったです。

もっとお魚とか貝のアラで炊いた味噌仕立てなんかがこのお寿司の〆に、合うような気がしました。

それぞれの好みもあるかと思います。

大吟醸のムースがデザートでした。

ご馳走様でした！

 

※その後、亀喜寿司さんは2017年宮城のミシェランガイドにおいて、調査員おすすめのお店に認定されました。

おめでとうございます。

 

 ■亀喜寿司

住所：宮城県塩竈市新富町 6-12
TEL：022-362-2055

塩竈市魚市場 「海の駅」

今年、塩竈仲卸市場がオープンしました。 

この市場の中に「海の駅」が併設されました。

塩竈の「ひがしもの」のマグロが、大衆的な価格で味わえるというコンセプトの食堂のようです。

ますは食券を購入するシステム。

おひとり様のため、カウンターに案内されましたが、すべてセルフサービスです。

番号を呼ばれて取りに行くと、お盆の上の舟が大きくてずっしりと重かったです。

これは！

一人前を食べきれるでしょうか？

しかもネタが見た目、脂ノリノリのルンルンサイズ！

結局完食ならず。

ご飯は寿司飯用に硬めに炊かれていて、味噌汁はもう少し努力圏内でしたが、ネタは紛れもなく上質でした！

サービス面を期待しなければ、十分満たされ感はある「食堂」と思います。

オープンしたばかりですから、今後に期待ですね♪

 

■塩竈市魚市場

住所　宮城県塩竈市新浜町１丁目１３

ＴＥＬ　塩竈市水産振興課　022-364-2222

康正庵

通りがかりで気になっていたお蕎麦屋「康正庵」さんに初訪してみました。

中山の坂の途中にあって、車が入れずらいのが難点です。 

どうやら一軒家さんの一角が店舗のようです。

平日の昼間の繁忙時間を外したためか、奥のお座敷を使わせて頂くことができました。

季節限定メニューもあります・

着物の女将さんに「せいろ」（860円）と「田舎そば」（860円）どちらがおススメですか？と聞いてみると「それぞれに違いますし、好みもあるでしょうし・・・」という答えでした。

多分ね「田舎そば」を頼む方は、そんなに多くないという予感がしました。

食のブログを見て来られた方は、多分「せいろ」をオーダーするという気がしました。

だからあえて私は「田舎そば」をオーダーしてみました。

こう来ましたかぁ～！

やっぱりこの店は「せいろ」が正解と思う薬味。

でもね、田舎そばの蕎麦の風味が噛めば噛むほど、鼻孔に拡がってきて、それでいて上品な蕎麦の甘味なんですね。

目を瞑ってしっかり噛みしめれば、職人気質の親方の思っていることが、なんか共感できるような気がします。

あえて田舎そば出さなくても良いのに、おそらくね、これが作り手の原点なんじゃないのかな～と思えてきます。

良い仕事してますね♪

次は「せいろ」を試したくなりました。

 

＊訪店後2017年宮城盤ミシェランガイドにて「調査員おすすめ（星なし）」を受賞されたようです。

おめでとうございます。

 

■康正庵

住所：宮城県仙台市青葉区中山 6-1-3

営業時間　11:30～14:30 17:30～20:0０

長寿庵

白石市でどこか良い店はないか？と地元の方に聞くと返ってきたのが「長寿庵さんかな・・・」とのこと。

白石駅の傍にある老舗のお蕎麦屋さんです。

メニューがガラス越しに見える佇まいにも、歴史を感じます。

メニューは蕎麦や白石温麺、ご飯もの、セットの定食など充実しています。

伊達家とのゆかりのある片倉小十郎にちなんだ「小十郎御膳」などのメニューもあります。

白石市のは小十郎のお墓やゆかりの神社などがあります。

かつ丼セット（1100円）

セットメニューは、ミニたぬき、ミニせいろ、ミニ冷やしたぬき・きつねの4種類から選べます。

ネギトロ丼セット（1300円）

セットにはサラダと漬物がつきます。

 

蕎麦は手打ちではないのでごく普通な味わいですが、セットメニューはボリュームがあり過ぎなほどます。

もう少し量を抑えて価格も抑えて頂きたいところですが、老舗としての色々な面子があるのだと思います。

土地に受け入れられたからこそですからね。

 

■千寿庵

住所　宮城県白石市字柳町69-1