山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

秋保ワイナリー

2018年06月06日 | 

秋保を通りがかりに、気になる看板を見つけたので行ってみました。

「秋保ワイナリー」さん。

 「秋保ぶどう園」は、名取川の上流に位置する、太白区秋保町馬場地区にあります。

太陽が降りそそぐ南向き斜面約1ヘクタールの土地で、2009年からワイン用のぶどうを育てているそうです。 

まだ出来立ての農園で、ブドウの木も若いですね。

さて建物に入ってみましょう。

店内では、ワインを試飲できるほか、ワインの販売、加工品や食器などの販売も行われていました。

販売されているワイン。 

さて、醸造場を見学(無料)してみましょう。

ガラス越しでの見学となります。

試飲コーナーでワインを選んでみます。 

車の運転があるので、このお楽しみは夫に譲ります。

カフェ風の店内。

「プチグラス白 甲州」(200円)。

その後赤ワイン「復興ワイン小グラス(300円)を頂いた(夫)ですが、やはり日本のワインだけに、サラサラと淡白な味わいだったそうです。

簡単なおつまみセット。

カフェメニューもあります。

ワイナリーからは、秋保温泉が向こうに見えます。

 

■秋保ワイナリー

住所 宮城県仙台市太白区湯元枇杷原西6

営業時間:9:30-17:00
定休日:火曜日


ご朱印帳と熊野筆と現実

2018年06月05日 | 神社・仏閣

四国遍路3周を結願し、暫くは四国遍路からの気持ちを離れ、私らしく、色々な土地で神社や寺や、美味しいもの、感動の温泉、素敵な観光地、山登り、キャンプ、町めぐりなど・・・、そう、普通の暮らしに戻れると信じていたのですが・・・。

注文した「熊野筆」が来て・・・

その筆を見た瞬間、四国遍路4周目したいと、遍路の記憶が頭の中で息を吹き返しました。(完全お四国病だっ!)

 

寺院用のご朱印帳(四国88箇所用ではない)も新調して、四国までは行かなくても、普通に寺院めぐりしたり、と思いきや・・・

「千糸院繍院」さんのご朱印帳、ため息が出るほど完璧な印象でした。

折り畳みブックは2重になっているものを選び、紙の分厚さが高貴な感じで気に入りました。

そしてこのご朱印帳を持って、熊野筆で写経して、京都の寺院をまわりたいと思いました。

 

思いのままにその計画を実行すべく、計画の条件として「仕事を休まず」「2泊3日で死ぬまでに行きたかった京都の秋のルート」がテーマで、夕飯から就寝までの、たったの数時間で一人旅計画が出来てしまったんです!

それを誇らしく発表後、夫は「一日さえ休めないのに」と、すごく不機嫌になってしまいました。

ひとり旅行はもちろん自腹ですよ、でもダメ???

 

いつの間にか私、ここ3年位で完全に「寺女子」になってしまったのかな?

心の孤独と向き合う。

最近はそんな生活だから、ブログもつまらないかもしれないけれど、きっとこういう低迷時期は行動し難い雰囲気があるし、、そんなことが長い人生の中で、少し位か、何回か位なら、ゆらゆらと浮きも沈みも楽しんでみたいと思います。

 

 


慈眼寺 護摩祈祷

2018年06月02日 | 神社・仏閣

仙台市太白区秋保にある「慈願寺」では、毎月2回(第1・第3日曜日)に護摩祈祷の修法に参加できます(無料)。


毎回午前9時から札所にて、一人様一枚の整理券を配布。(予約不可)

午後12時45分までに護摩堂前に集まり、番号順に入堂となります。

駐車場も広く、トイレもあります。

憩いのスペースもあり。

「慈眼寺」の住職さんは、塩沼亮潤大阿闍梨。

昭和43年に仙台に生まれ、昭和62年に吉野山金峯山寺で出家得度。

平成3年に「大峯千日回峰行」入行し、平成11年に「大峯千日回峰行」を満行。

平成12年に「四無行」を満行され、平成18年に「八千枚大護摩供」を満行されます。

と、さらりと書くとよく解らないですよね。

では、それらはどんな「行」なのか?

「大峯千日回峰行」とは、奈良県吉野山にある金峯山寺蔵王堂(354m)から24㎞先にある山上ヶ岳(1719m)頂上にある大峯山寺本堂まで、標高差1355mある山道を往復48㎞、1000日間歩き続ける修行。

年間4ヵ月を行の期間と定めるので、9年の歳月がかかります。

行に入ると毎日19時に就寝、23時30分の起床と共に滝行で身を清め、装束を整えて午前0時30分に出発。
道中にある118か所の神社や祠で般若心経を唱え、勤行をしながらひたすら歩き続けます。

持参するものはおにぎり2つと500mlの水。これを食べ繋ぎながら山頂到着8時30分で、帰山するのは15時30分です。
1日16時間歩き続け下山してから掃除洗濯、次の日の用意など身の回りのことを全て行者自身がするため、約4時間半の睡眠で行に臨む生活が続くそうです。

「大峯千日回峰行」を満行された方は、奈良県大峯山1300年の歴史のなかで、塩沼亮潤大阿闍梨で2人目。

「四無行」とは、断食、断水、不眠、不臥を九日間続ける修行です。 これは、食べず、飲まず、寝ず、横にならずこの4つがないということで四無行といいます。
四無行は大変危険な行で、無事生きて行を終える確率が50%といわれています。

行に入ると、食べない、飲まない、寝ない、横にならないだけでなく、毎日午前2時に仏さまにお供えするお水を片道200メートルほど先の閼伽井戸まで汲みに行きます。

そして一日3回、本尊様の前で密教を修法し読経します。

その他の時間は、不動明王のご真言を10万遍、さらに蔵王権現のご真言を10万遍、計20万遍のご真言を数珠と石を使い数えながら唱え続けるそうです。

「八千枚大護供」とは、100日間五穀(米、大麦、小麦、小豆、大豆)と塩を断つ前行の後、24時間一昼夜飲まず、食べず、寝ず、横にならずで八千枚の護摩を焚き続ける行なのだそうです。

すごいなぁ~と思います。

想像さえできませんよね。

 

さて、本堂には、蔵王大権現、不動明王、大日如来が奉られています。

本堂に入れましたので、座って般若心境を唱えました。

写経の納箱もありました。

札所にて納経帳も受け付けして下さいます。

護摩祈祷の参加のための整理券を頂きました。

座って護摩木を書くスペースがあります。(護摩木300円)

願意一つに1本です。

私は1つのお願い事を納めました。

護摩祈祷の申し込みは、当日の午後12時40分までで、その後の申し込みは、次回の護摩修法日に祈祷頂けるそうです。

千手観音堂。

さて整理券を頂いてからは、秋保周辺でぶらぶらと時間を過ごしました。

 

護摩祈祷の時間が近くなり、お寺に戻ると護摩堂の前にたくさんの人たちが集まっていました。

十番単位で呼ばれ、中に入れます。

始めの番号の方たちは、塩沼亮潤大阿闍梨のすぐそばの席に座ることができます。

護摩祈祷が始まると、時々、木がパチンとはじけて火の粉を出す時があります。

火の前の塩沼亮潤大阿闍梨の後ろ姿を見ると、首筋に一滴も汗が流されないので、ビックリしました。

ひたすらお経を唱え、ひたすら不動明王のご真言を唱えるという、とても摩訶不思議な体験でした。

心がすごく高揚して、行が終わるととてもスッキリした気分になりました。

皆様どういう思いでこの護摩祈祷の修法に参加されているかはわかりませんが、毎回参加されている方もおられるようです。

護摩木等が終わると、塩沼亮潤大阿闍梨の講話があります。

 

お堂から出ると、塩沼亮潤大阿闍梨が見送ってくれますので、皆さん握手されて感謝の気持ちを述べていました。

私も握手させて頂いたのですが、過酷な行に命をかけ満行されたというイメージとはかけ離れた、柔らかくしなやかなお手をされていました。

お傍で見る、塩沼亮潤大阿闍梨の笑顔が、あまりにも穏やかで、印象に残りました。

 


私の食卓

2018年06月01日 | 

直近で受けた会社の健康診断の結果があまりにも良くなく、同時期に「その引き換え」とあざ笑うかのように、上期社内で3つの賞を頂きました。

「賞」を頂いて嬉しいけれど、「健康」でなければ、もう「賞レース」に立てません。

どうしたらいいのでしょうか?

 

一番に思い浮かんだのは「食事」でした。

二番目に浮かんだのは「断舎利」でした。

三番目に浮かんだのは「家で時間があまりなくてもできることで、何か心がスッキリする活動はないだろうか?」と。

 

1番の答え=野菜中心で、化学調味料を最小限に抑えた食事を作る。

2番の答え=靴箱、クローゼット、洗面台の下、冷蔵庫のすべての古いものを捨てる。

3番の答え=とりあえず「写経」でした。

 

3番はすでに最近ブログで公開致しましたが、とても良い方法でした。

現況、写経するための筆をすべて消耗(ダメ)にしたため、「熊野筆」を注文し待機状態です。

商品が届いたら、写経を再開したいと思っています。

 

2番は全てごみに入れて袋で出してしまえば楽なのですが、、それぞれについて一番良い方法を考えて処分を行っている最中です。

 

3番について今回ご紹介させて頂きたいと思います。

昨今、化学調味料や塩分が効き過ぎているお菓子やお弁当に一般的に舌が慣れ過ぎて、危険だと私は感じています。

主に保存性を目的とした薬品まみれのお弁当やおにぎり、肉の柔らかさや味付けを追求した化調まみれの食品が横行しています。

その結果、主にスーパーやコンビニの惣菜レベルが高くなり、「内食化」が進んでいます。

そのほうが消費の立場としては「楽」だったり、結果的に「出費を少なくする効果」があったりもします。

 

でもね、私ある日思ったんですよね。

同時期に受診した、夫の健康診断の結果も、あまり良くなかったのです。

つまり「食」というものが、不健康に陥る影響として一番なのかと。

 

それで、私仕事(給与)も頑張るし、食事作り(家庭)も同じように頑張ってみようかと。

そんな私の、数日の夕食をアップさせて頂きました。

ポイントは3つ。

「毎回食事テーマを決める」

「必ず野菜メニュー、肉か魚かそれに代わるもの取り入れる」

「化学調味料は、味醂か料理酒かザラメ(砂糖)しか使用しない(勿論水は浄水したもの)」

 

某日_洋食。

 

某日_国産鰻。

美味。鰻巻も出汁が効いて自画自賛。

 

某日_自宅イタリアン。

 

某日_自宅庭で採れたてのタラの芽と旬の野菜。

 

某日_和食。

 

某日_「宮城」の食材しか使わない、をテーマにした食事。

真ん中のは少し荒塩を振って、IHコンロで焼いた「焼きホヤ」です。

宮城ではまるまるしたホヤが店頭に並んでいる場合、まだホヤが生きていることがほとんど。

そのため宮城では本来のホヤの味が楽しめて美味ですが、関東にいた時は市場を見に行ってもほとんどは「×(ヤバイ)でした。

 

某日_鶏の赤ワイン煮と、うどん等。

 

某日_自宅産タラの芽の天婦羅と沢山の煮物。

 

某日_お祝い事があったので、鮮魚をオーダーし、和食中心メニュー(一部)。

金目鯛はもちもちして美味。

また食べたいなぁ。

 

某日_残った金目鯛のアラ煮と今年最後の自宅タラの芽の天婦羅。仙台名物豚汁。茶わん蒸し。

 

食事を変えるといろんなことが少しずつ変わってきました。

今は「沢山食べたくても少量しか胃が受けつけない」「塩分が強いとのどが渇き過ぎる」「油が多過ぎると、もたれて苦しい」などの胃の不調や不快感は、ほぼほぼなくなりました。

シンプルに考えてみると、人は「食べるために働く」という宿命。

だから「食」も「仕事」も大事にしなければいけませんね。