小浜島って知ってますか?
この問いに「はい」と答えられた方達は異口同音に「ちゅらさん(NHK)の~」がつきました
かく言う自分は知らなかった派。
ひょんな事からご縁が出来た島、ご縁のあるうちに一度訪れておこうと決心したのは昨秋。
ところが、乗る予定の飛行機が台風で飛ばず、旅行は中止に。
秋の旅行は博打モノですね~。
で、今度は五島(石垣島・西表島・由布島・竹富島・小浜島)巡りを効率よく案内してくれるツアーに乗っかり、先月下旬に実現。
那覇から石垣島まで飛行機で1時間、さらに石垣島から船で30分と聞いても、
沖縄本土から少し向こうくらいに想像して地図帳を開くと…
西表島と石垣島に東西を挟まれた小さな島の一つが小浜島。
台湾と同じ緯度で、そこまでの距離は沖縄本土までの半分、相当向こうです!
雪のちらつく北海道を出て、28℃の島で三泊四日、暗くなった千歳に戻って零下の風をビュンビュン受けながらバスを待っていると、夢の島だったなぁと。
翌朝、出勤のため運転していたら、いつもの光景がパッサパサに見えた。
出発の朝、千歳空港のツアーディスクで、行きの航空券を3枚渡される。
「羽田から那覇までは非常口の席になりますがよろしいですか」
非常口だと窓が無いということね、そんなことくらいでイヤだとは言えない。
安いツアーだ、良い席であるわけがない。
でも非常時には、いの一番に脱出できるんだから良いんじゃないと思う。
「では、説明書を付けてますので」
…そして飛行機に乗り込み、一応説明書に目を通すと、
緊急脱出時には援助をしなければならず、他の乗客を速やかに脱出させたり声がけの義務、また非常口を自ら開口しなければならない事態もあり…
同意しない場合はこの席にはお座り頂けません、ですって。
声を上げてゲラゲラ笑ってしまった。
でも有事の時は責任重大、シミュレーションなんかしたりして(フフ)
そして、この席は客室乗務員が真向かいに座る。
同姓ながら目のやり場に困り、いっそ話しかけて始めたどうでも良い会話が結構楽しかったり…一期一会の旅の始まり。
トップ画像は竹富島のデイゴ、沖縄の県花です。
花言葉は夢。