三日目は朝からワクワク、いよいよ阿修羅像に会える!
奈良駅からバスであっという間に着いた興福寺の国宝館↓ この中です。 中はひんやり。
たくさんの魅力的な仏像は、何度もの火災や平家の焼き討ちをくぐり抜けてきたものたち。
一つひとつゆっくりと味わう。
阿修羅像は10年くらい前、移動展のCMがTVで流れた時、眉と目の表情が何かをこらえているようで涙を誘われた。
実際に本物と対峙してみたら、どう感じるだろう、それも楽しみだった。
そしてついに館の真ん中に鎮座する阿修羅像に出会う、思い入れのせいか(フフ)他とはやはりオーラが違う。
向かって左側のお顔は下唇を噛んでいて幼子の様相、右側は本心を表しているそうで、ちょっと険しく見える。
そして正面……じ~っと見ているとあら不思議、10年前の第一印象と違い、もうじき笑顔に変化していく想像さえできる!
仏像は観る者の心を投影するのだろうか。
もしかして、阿修羅像をもうすぐ卒業できる…そんな予感。
国宝館の中で阿修羅像は一番の稼ぎ頭、現在再建中の中金堂の担い手だそう。
そんなに人気者だったんですね~
気が付くと、1時間近くも経っていて集合時間が迫っている!
東金堂↓でお参りをささっと済ませ、大急ぎで集合場所へ戻る、これがツアーの悲しさ。