ベートヴェン第九、第二楽章の61小節目から16小節間、全パート毎楽章の1拍目にフォルテが書かれている。
127小節目から12小節間も同じく。
わざわざしつこく書かれているのだから何か意味があるはず。
アクセントと捉えて演奏していると、
「ゴツゴツ弾くのは変でしょ」と先生は仰る。
「べつに~」とは言えない。
「では、どうして1小節ずつ付いているんでしょうか」
「どうしてだろうねぇ」
疑問形で終わってしまった。。。
たくさん書かれたフォルテ、無視しちゃって良いのかな。
凡人には分からない思いが楽聖にはあったかもしれないし。
「譜面にそう書いてますか?聞き覚えで演奏しない!」
といういつものポリシーも何処かへ。