グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

ふがいない僕は空を見た

2011-11-11 08:56:01 | 

ふがいない僕は空を見た
窪 美澄
新潮社

5話から成る一つの物語ではあるけれど、第1話に登場する主要人物達が第2話以降にそれぞれ主人公となり、一人称で書かれていて、独立した5話にもなりうる構成が面白い。
なので、主人公は男子高校生、不妊治療中の新妻、女子高校生、ベテラン助産師さんと幅広く、内容が盛り沢山。
人それぞれが傷や闇を抱えながら、なんとか生きていく逞しさは、現実の私達も同じ。

なんでこんな本を手に取ってしまったのかと後悔の第1話だったけれど、第5話では祈ることしかできない母親の気持ちがよく分かって涙がポロリ、いつの間にかバカ息子をも応援したくなる。
第1話がR18であったことを忘れさせるような、爽やかな安堵に近い終結。


りんどう咲カンパニュラ

2011-11-10 15:00:02 | 動植物


色々なことが一段落し、外を見渡すとナナカマドの葉は既に枯れ落ち、ドウダンツツジの紅葉も見頃をとっくに過ぎていて。
余裕がないダメですね~。
折角の美しい風景を見過ごして…勿体ないことを。

晩秋なのに、りんどう咲きのカンパニュラ。

キミが最後、ありがとう。

来週は雪マークだよ。


室蘭市民オーケストラ定期演奏会

2011-11-06 09:14:56 | 音楽活動

第61回市民文化祭 
室蘭音楽協会市民オーケストラ演奏会
11月6日15:00開演
室蘭市文化センター
前売り券1000円(当日2000円) 学生500円(当日1000円)
指揮:菊地俊一

W.A.モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲
J.ハイドン:交響曲第104番ニ長調「ロンドン」
~休憩~
J.C.アリアーガ:歌劇「幸せな奴隷」序曲
G,ビゼー:小組曲「子供の遊び」

メインのハイドンは彼の最後の交響曲、演奏するのは11年ぶり2回目、今回は2ndということもあり、余裕で楽しんでますが、全国的にしょっちゅう演奏される曲ではないし、モーツァルトやアリアーガの序曲もしかりで、今回のプログラムはクラシック通に喜ばれそうな内容。
侮れないのはビゼーの小組曲、5曲から成っていてどれもあっという間だけれど、それぞれのキャラが違い、根底に流れるのは子供、その辺が表現できれば成功なのでしょう。

5ヶ月掛けての練習は大幅にパートが欠けていて、全部揃った練習は昨日のリハーサル。
だから、貴重な時間をつまらないことで費やされる→指揮者イライラ。
まぁ、近年毎回そんな感じだけど、エキストラの方達との意識の差が大きい。
アマチュアの良さは時間を掛けてじっくり練習することなのになぁ。

私としては入団20年目、20回目の記念すべき定期演奏会だけど特に感慨は無し、
ここまで来たら、あとは演奏を楽しまなきゃ。

詩とファンタジー№16

2011-11-05 10:13:17 | 

詩とファンタジー№16 秋茜号
投稿詩とイラストレーション
責任編集:やなせたかし
かまくら春秋社

特集:サトウハチローの秋・東北・抒情

今号は「手のひらを太陽に」つなごう心と心プロジェクトとして、被災地からの応募作品がたくさん掲載されていました。

牛とおじいさん
     熊田恵子(福島県郡山市出身)
その牛は、飼い主のおじいさんが大好きだった
細い目で嬉しそうに体をなでて、美味しいごはんを食べさせてくれた

ある日、地面が揺れた
おじいさんが見当たらない
「どこに行ったの? どこに行ったの?」と牛は鳴いた

その場所は地震で危ない場所になっていた
おじいさんは、泣きながら遠くに離れた
おじいさんは、いつ戻って来られるかわからなかった
だから、おじいさんは、牛が自分で草を食べに行けるように、離れる前に首輪を外した
牛は、草と水を求めて、初めての旅に出た

おじいさんは、牛のことを心配した
牛のことをあえて心配するようにした
それは、おじいさんは娘のことを考えないようにしたかったから
おじいさんの娘は海のそばに嫁いで住んでいた
地震で大きな波が押し寄せ、おじいさんの娘の家を壊した
そして、おじいさんの娘の家も危ない場所になった
だから、おじいさんは、娘を探しに行けなくなってしまった
「探しに行けなくてごめんね、探しに行けなくてごめんね。」とおじいさんは泣いた
まだ、おじいさんは、娘と会えていない
だから、おじいさんは、牛のことを考えるようにしていた

おじいさんには家族がたくさんいた
だから、ずっと目を細めて、その家族を撫でてきた
家族がたくさんいるおじいさんは、心配することもたくさんあった

牛は、今日もおじいさんを探している
牛は、今日もおじいさんのことが好き


つなげたい
    あしび白帆(福島県石川郡)
地球が生まれて何億年
生命が宿って何億年
ずっとつながってきました
次へ渡されてきました
花は種へ
親は子へ
命を送ってきました
遠い昔からはるかな未来へと

進化とは賢くなって
エネルギーを作り出すことではなく
強くなって
戦うことでもありません
進化とは命を進めること
命を生み、育み
地球に生きることです

ここに生きたいのに
危険だから避難しろと言われ

私達はまちがった進化をしたのでしょうか
正しい進化にもどせますか
命をつなげますか

大波 坂本恭介(岩手県大船渡市在住12歳) 絵・梅川紀美子

花工房シュシュ

2011-11-04 09:35:43 | ちょっとお出かけ



伊達市ホーマックの裏近くにある「花工房シュシュ」
生花売り場とカフェに仕切られたお店。
生花売り場にはガーデニング用の気の利いた小物も置いてある。

カフェには随所に小ぶりの植物が。私たちのテーブルには↓




ナスとキノコのカレー 700円。 深みのある甘口。


ナスとミートソースのグラタン 900円


明るく、木の温もりと植物で居心地の良い空間でした。
カフェは木曜~日曜だけ。

むしゃなび

フラワーショップAOBA

2011-11-03 20:15:10 | ちょっとお出かけ

伊達市に住む友人に案内され、知る人ぞ知る隠れ家的な小さなお店をいくつか散策してきました。

まずはお花屋さん「AOBA」
伊達紋別駅前通りに面していながら、見過ごしてしまいそうな建屋。

生花の反対側には店主さんの趣味を思わせる小物が。

そして中央に置いてあるバスケットには何故かハード系パン!
大滝区の「しあわせなパン屋てんねんや」で作ったもの。
来月レッスン予定の「チーズスティック」の参考になりそうな「ごまスティック」があったので購入。

植物性酵母のせいか固めで苦みがあるけれど、味わい深い。

アレンジメントフラワーの先生でもある若くて美しい店主さんはこのお店を始めて10年にもなるそう。
お花は買わないで後にしました。



冬支度

2011-11-02 20:05:32 | 動植物

昨日のカメムシ女は今日雪女に…ん?
いえ、ユキムシ女に。
鼻に入ったユキムシは瞬間の息で出ただろうか、定かでない。
服にいっぱい付いたユキムシは吹いても吹いても飛んでいかない。

ユキムシが出たら初雪はもうすぐ。
先延ばしにしていたアマリリスの鉢上げに取り掛かる。
ついでに庭で越冬する植物達にささっと施肥。
ついでに枯れ草も取り除いて、準備完了

期間限定ポテチ

2011-11-01 14:45:54 | 中食
気持ちの良い秋晴れが続いてますね~。

場所移動してもカメムシの臭いが付いてくる。
もしやと思い、服を脱いで嗅いでみると背中の一部が強烈に臭う。
ソファで挟んだのか。
飛び回っていたカメちゃんたちが歩き始めた。
床は保護色、踏んじゃったし

カメムシ女はパンを焼く。
今度の日曜はオケ本番、それまでフリーの日は今日だけだからレーズンブレッドを4斤焼く。

焼いてる最中に友人が訪ねてきたので、待ってもらって1斤お裾分け。

さてさて、「期間限定北海道新じゃが使用ポテトチップス」発見。
100%男爵いもですって。
スナック菓子は避けたいお年頃、今年初めて口にするポテチ。
お芋の味がしっかりしているような。
コンソメ味が邪魔だなぁ。

楽しいこと、美味しいものは……新しい力にかわってくれる☆

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