先日、シベリアの記事を書いたばかりだけど、思いがけず昨日また出合えた。
この前と同じ、駅前銀座の青果店の店頭に並んでいた。
すぐに手に取り、レジへ持っていった。
すると先日のお姉さんが、(もう、おばさんとは言いません)
「これ、おいしいっけでしょ」と声をかけてくれた。
あれ? 覚えててくれたのかなぁと不思議に思いながら、
「え、ええ、…で、また食べたくて」と答えた。
「昨日だかおとといも、買ってくれたっけだよね」
ほんとに覚えていてくれたんだと思ったらうれしくなった。
「これさ、小豆のとこあるでしょ。ほら、ここんとこ」
と、お姉さんはシベリアのあんこの部分を指す。
「あたしはさ、ここよりさ、こっちの方が好き。こっちを食べたいだよ」
緑色のあんを指した。
「あ、あたしもです!」
握手を求めたいくらい、テンションがピーンと跳ね上がった。
シベリアとの再会もうれしいけど、私を覚えていてもらえたことや好きな物へのこだわりが同じで、もっとうれしかった。
店を出て、アーケード街を跳ねるように小走りに行く。
合いの手を打つみたいに、シベリアの入った袋がシャカシャカ鳴った。
この前と同じ、駅前銀座の青果店の店頭に並んでいた。
すぐに手に取り、レジへ持っていった。
すると先日のお姉さんが、(もう、おばさんとは言いません)
「これ、おいしいっけでしょ」と声をかけてくれた。
あれ? 覚えててくれたのかなぁと不思議に思いながら、
「え、ええ、…で、また食べたくて」と答えた。
「昨日だかおとといも、買ってくれたっけだよね」
ほんとに覚えていてくれたんだと思ったらうれしくなった。
「これさ、小豆のとこあるでしょ。ほら、ここんとこ」
と、お姉さんはシベリアのあんこの部分を指す。
「あたしはさ、ここよりさ、こっちの方が好き。こっちを食べたいだよ」
緑色のあんを指した。
「あ、あたしもです!」
握手を求めたいくらい、テンションがピーンと跳ね上がった。
シベリアとの再会もうれしいけど、私を覚えていてもらえたことや好きな物へのこだわりが同じで、もっとうれしかった。
店を出て、アーケード街を跳ねるように小走りに行く。
合いの手を打つみたいに、シベリアの入った袋がシャカシャカ鳴った。