風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

今日の夕日

2008年04月30日 | 清水ともゑ帳
今月最後の夕日。




いつだったかオセロの松嶋尚美が、こんな話をしていた。

彼女は洗面台などの水周りだけは、常にきれいにしているそうだ。
それは、例えば南極観測隊のような極限の生活をしなければならないとき、継続している何かがある人は、そこでの生活にも耐えうる強い精神力を持っていると聞いたからだという。
実は部屋全体をきれいに保ちたいけれど、「水周り」と限定した方が長続きすると思ったそうだ。

Wii Fitをしていて、私はつくづく思う。
体の軸だけでなく、私は精神の軸もぶれているんだということ。
何かを継続することが、自分の中に揺るがない軸を作るのだと思う。

今までの私は何かを始めても、やったりやらなかったり、やらなかったりやらなかったりで、続いたためしがない。
小さなことでもいい、続けてみよう、と決めたのが先月下旬。

以前、『3週間続ければ一生が変わる』(ロビン・シャーマ/著)という本を読んだ。
そのときは、特に心に響いたことはなかった。
でも、今月、ひと月間、継続して確信できた。

続けることで変われること。
続けることで、その先に光が見出せること。

小さな事柄だったけれど、ひとつの達成感を持って、今月最後の夕日を見送った。