プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

上水流洋

2014-09-21 11:36:08 | 日記
1973年
・「エースだから絶対出せない」と親会社の住友金属との間でもめていた上水流投手の入団が先日決まった。同投手はヤクルトがドラフト3位で指名していたもので、一昨年も近鉄に5位で指名された本格派。難航の末、獲得しただけに小山スカウト部長は大喜び。「とくに外角球の使い方がうまい。即戦力とはいかないかも知れないが、1,2年先が楽しみなホープ」と太鼓判を押している。「ヤクルトは前から大好きなチーム。思い切り投げて誰にも負けないピッチャーになりたい」というノンプロの実力派・上水流の活躍は見ものである。
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中井悦雄

2014-09-21 11:35:02 | 日記
1971年
・若手中心の投手陣の中で28歳の中井は、チームでも年長の部類に入る事から、連敗脱出の打開策の一つとして、ピンチでの大事なリリーフ役を務める機会が多くなった。根が強心臓だけに物おじしないマウンド度胸が定評だが、人を喰ったユーモアあるプレーも中井の取り得である。このほど10連敗目を喫した阪急戦では、3回に登板してくると、船田と組んでみせた「隠し球」による2塁ランナー殺しは沈み切ったベンチを大笑いさせた。このとき、2塁走者は阪本で、ベースをスルスルと大きくリードしたのも中井が、走者を無視するがごとく投球動作に入ったからだったが、実はその時、ボールは船田のグラブに隠されていたという。この名演技に阪本は、騙されたというわけだ。
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