1994年
昨季の一軍での成績は4試合に登板して0勝2敗、防御率は12.00と決して自信につながる成績ではない。それでも「最高の経験でした」と山崎が言うのは、投手というものは、ただ投げるいるだけでは通用しないことが分かったからだ。打たれだしたら止まらなくなり、なんでこんなに打たれるのだろうと後で考えてみた。行き着いた結論は「余裕のなさ」だった。打たれれば焦ってしまい、プレートを外したりロージンに手をやったりなど、間合いを一つ変えることもできず、相手のリズムに合わせて投げてしまっていた。この点が分かっただけでも一軍経験は山崎の財産となっている。この反省を糧に現在は、配球の勉強中。山崎は「北別府さんみたいに意識してボールを投げられる投球術と相手に嫌がられるような間合いを覚えたい」と言う。山崎の長所は飲み込みが早く、教えられたことがすぐにこなせること。守備、バント、けん制などは一軍投手と比べてもトップクラス。四種類(直球、カーブ、スライダー、フォーク)の持ち球も、ある程度のレベルにあるという。こうした器用さがある半面、もう一つ足りないのが体の力。いわゆるパワーだ。「投げ込んでいく中でパワーを着けていきたい」との方針を持っている。
昨季の一軍での成績は4試合に登板して0勝2敗、防御率は12.00と決して自信につながる成績ではない。それでも「最高の経験でした」と山崎が言うのは、投手というものは、ただ投げるいるだけでは通用しないことが分かったからだ。打たれだしたら止まらなくなり、なんでこんなに打たれるのだろうと後で考えてみた。行き着いた結論は「余裕のなさ」だった。打たれれば焦ってしまい、プレートを外したりロージンに手をやったりなど、間合いを一つ変えることもできず、相手のリズムに合わせて投げてしまっていた。この点が分かっただけでも一軍経験は山崎の財産となっている。この反省を糧に現在は、配球の勉強中。山崎は「北別府さんみたいに意識してボールを投げられる投球術と相手に嫌がられるような間合いを覚えたい」と言う。山崎の長所は飲み込みが早く、教えられたことがすぐにこなせること。守備、バント、けん制などは一軍投手と比べてもトップクラス。四種類(直球、カーブ、スライダー、フォーク)の持ち球も、ある程度のレベルにあるという。こうした器用さがある半面、もう一つ足りないのが体の力。いわゆるパワーだ。「投げ込んでいく中でパワーを着けていきたい」との方針を持っている。
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