1987年
フォーム…右本格派 球種…ストレート、縦のカーブ
右本格派の森投手を中心に機動力を生かした、そつない野球をする。
熊本工の森もカーブが鋭く決まり、序盤は投手戦。
「九回の二死まで走者を背負った投球だったので苦しかった」と熊本工のエース・森は薄氷の勝利にほっと胸をなでおろした。昨年はスタンドで応援、先輩たちの初戦敗退に悔しい思いをした。「きょうは森田、平岡の本塁打に助けられた」と苦しい時の打線の救援にも感謝。四球を与えるのを警戒しすぎて逃げの投球になったといい「次はきっと思い切りのいい投球をします」と自らにもいい聞かせていた。