1992年
1988年入団。プロ入り5年目。米国でマスターしたスクリューボールを自分なりにアレンジできれば、一軍の門は大きく開く。
1989年
おととし一軍で登板した実績(2イニング、被安打1、自責点0)があり期待されたが、制球力不足に苦しんだ。今季、春先きから投げ込みにピッチを上げ、得意のシュートに鋭さが増し、コントロールも安定してきた。スタミナには自信がある。「左のワンポイント」で一軍入りを目指す。
1989年
昭和43年6月15日生 右投右打
2年前の夏の甲子園で1番センターで出場、167㌢と球界でも少ない小柄な体ながら、ファイトを人一倍。「足を使い、シャープなバッティングを心掛けたい」と抱負を語る。100m11秒5の俊足。
1991年
体のバネが凄い。100メートル走11.3秒。中学時代には400㍍で全国2位の50.79秒で走った脚力の持ち主だ。大洋で言えば遠藤一彦級。目標「150㌔の速球を投げる」は、岩本にはそう難事ではないはず。高校時は外野手で4番を打ち投手は副業だったが、その豪球に大洋が惚れた。
1990年
市立船橋高2年の時にセンバツに出場。昨夏は5回戦で惜敗したが、140キロ台の速球がスカウトの注目を集めた。ピッチング以上に評価が高いのが打撃センスで「3年後には主力打者の一角に」と期待する評論家も。どうやら野手転向ということになりそう。
1991年
昨年は1年間の3軍暮らしを経験したが、今年はスタートから2軍。魅力は何といっても独特のカーブ。球速100㌔を割りながらもキレがあり、打者のタイミングとまったく合わない。緩急のコンビネーション投手だが、1、2年体を鍛えて速球に磨きをかけたい。