プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

小川祥志

2024-01-07 11:27:27 | 日記
1988年
ドラフト外で、千葉・印旛高の小川祥志投手=179㌢、78㌔、右投げ右打ち=の獲得を発表した。小川は中日の入団第一号。小川は一年生からエースとして活躍してきた右の本格派。速球に加え、威力のあるカーブ、スライダーは、早くからスカウトの注目を集めていた。五月、大宮東との練習試合では、今ドラフトで中日が3位に指名した山口を8打数無安打に抑え込んでいる。また、投手としての素質もさることながら、パンチ力も兼ね備えた抜群の打撃センスも魅力。高校通算48本塁打、4割6分の高打率を残し、担当の三宅スカウトは「打てる内野手として育てていきたい」と話している。契約金は千五百万円、年棒三百六十万円(いずれも推定)


家族・父芳徳さん(60)=自営業、母・みどりさん(55)・妹・三穂さん(17)

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加賀元

2024-01-07 10:18:58 | 日記
1991年
ルーキーの加賀が、上位を小川、大内ら一軍クラスで組んだ日本ハム打線に立ち向かった。何せ初対決、予備知識が全くないなかで序盤は様子を見ながらの投球。二回、小川に右翼越えに本塁打。三回は二死一、三塁から住吉に右翼線テキサス二塁打を打たれ、計3点を失った。だが、四回以降3イニングでは1安打されただけ。小川はあとの2打席を左飛に打ちとり、住吉は遊ゴロ併殺打。「(2つの併殺は)いずれもフォークです。このボールを教育リーグ、秋季キャンプを通じて完ぺきにしたい」打たれはしたものの一人に2安打しかされず、キッチリお返しもしただけに新球フォークの手ごたえは十分。

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前田勝宏

2024-01-07 10:08:01 | 日記
1993年
ノーワインドからちぎっては投げる剛速球。その威力ときたらまさに、ロケット弾だ。フリー打撃の垣内、中村の両打者がバットに当てるのがやっと。ほとんどボールを前に飛ばすこともできなかった。ブルペンに帰ってからがまた、すごい。実戦形式にカウントを取りながらの投球で、前田は速球、SFF、カーブ、スライダーを交えての投球。いずれもコースぎりぎりに決まり、課題の制球の心配もなし。三人の仮想打者をすべて三振に打ち取ったのだ。「キャンプで最高の出来でしたね。恐らく148㌔は出ていたと思います。SFFも140㌔はマークしていたはずです」と前田は胸を張った。キャンプ当初はフォームが小さいと、杉下投手コーチに注意されたが「もうフォームは完全に自分のものにしました。肩も完ぺき。150㌔の投球ももう少しで披露できるはずです。きょうの投球でプロでもやっていける自信がわきました」MAX157㌔をマークしたことがある日本最速男は、自信満々に言い放った。高倉健、菅原文太が大好きで「義理と人情」の世界にあこがれるパンチ前田。「マウンドに汚れていればいるほど燃える」と火消し役を望む。森投手コーチも「アイツには三人抑えてもらうだけで十分」と、ストッパー専門に育てる予定だ。サイドスローから切れで勝負する鹿取、潮崎に、真っ向勝負の剛腕前田が加入した西武。難攻不落のトリプルストッパーの完成だ。

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鈴木健

2024-01-07 09:55:49 | 日記
1993年
ゾッコンほれ込んだ。紅白戦初登板のルーキー鈴木健。山本監督は、その場で二十一日のオープン戦開幕(近鉄戦・都城)の先発予告をしてしまったのである。「予定どおりにいけばそうするよ。思ったとおりの投手や」当初の予定は三月七日(西武戦・福山)デビューだった。その計画を大幅修正しなければならないほど、魅力にあふれていたようだ。一軍ベストオーダーを相手に2イニングを無失点。被安打2、四球1、奪三振2。MAX143㌔の速球が低めに決まり、シュート、スライダー、カーブもキレた。「全然ですよ。満足いったのは3、4球です。真っすぐのコントロールもさっぱりだし、スピードもまだまだ」と鈴木は言う。日本石油時代はMAX147㌔を記録した男。ここ数日、やっと変化球の練習に取りかかったばかり。本人は納得しないが周囲は称賛の声を送る。「低めに集められて、最後に落差のあるフォークを落とされたらついていけん」(三振した西山)「低いと思って見逃したのにストライク。ベルトの球がないし」(同じく、原)阪神の007、小笠原スコアラーも「ものが違うねえ。どんなカウントでも、いろいろなボールが投げられるし、注意せにゃいかん」と赤マルをつけたほどだ。

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近藤芳久

2024-01-07 09:45:58 | 日記
1989年 
平成のプロ1号、広島・近藤芳久投手(23)=右投げ右打ち、180㌢、80㌔、東芝出身=の入団発表が十四日、広島球場で行われた。近藤は東芝で控え投手だったが、制球力がよくカーブ、スライダー、フォークを武器に、公式戦では25勝12敗をマークしている。それだけに本人も「開幕一軍を目指します」とキッパリ言う。夢は中日・落合と対戦することだ。秋田・能代商出身ということで、故郷と会社の大先輩でもあるセ・リーグのスターと戦うことを今から心待ちにしている。「ボクは変化球で打ちとるタイプ。落合さんとやれたらどんなに素晴らしいことでしょう」席上、松田オーナーから「松林が平成1号の結婚式を挙げ、近藤君は1号の入団。お祝いごと続きだから頑張ってほしい」と激励を受けた近藤。その顔はやる気にあふれていた。

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富永章敬

2024-01-07 09:39:08 | 日記
1991年
ルーキー富永がブルペンに立つと、決まって首脳陣が駆け寄ってくる。183㌢、78㌔の身体を躍動させる。「速い。与田より速いかもしれない。腕の振りがいい。バランスがいいからこの速い球が投げられる」首脳陣がつぶやく姿も恒例である。富永章敬、19歳。無名といってもいい蟹江高のエースだった。その素質に惚れ込んだ現一軍バッテリーコーチの新宅スカウトの主張で入団したが、我流で投げたスライダーが悪かった。「投げ方が悪くて4月末にヒジを痛め、以来、半年間ボールを握らせずにきた」と稲葉二軍投手コーチが振り返る。そのため、三軍扱いの中で毎日走るしかなかった。そのために下半身が出来、水谷コーチがピッチングを一から指導。腕を、真上から振りおろす本格派右腕が誕生した。「確かにこの投げ方の方がピッタリきます。高校の時より球が速くなった感じがします」ただ課題も多く「けん制、フィールディング、コントロールも正確なものにしないと」水谷コーチは「何よりの魅力は速さと大きなフォーム。期待度という点では、若手で一番なんだ」富永は課題を克服し、来季は高木中日の秘密兵器となるかもしれない。

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金子歩・小池貴志

2024-01-07 09:23:11 | 日記
1988年
中日は二十四日、テスト生の金子歩(あゆみ)投手(19)=176㌢、75㌔、左投げ左打ち、東海大甲府高出=と小池貴志投手(18)=184㌢、74㌔、右投げ右打ち、愛知・星城高=の二人の採用を決め、名古屋市中区栄の中日球団事務所でそれぞれ練習生として入団契約をした。両選手とも先月十三日、ナゴヤ球場で行われた「新人テスト」を受け、基礎体力テストなどの一次試験に合格したあと、中日の浜松秋季キャンプに合流、そこでの二次試験をパスし、採用にこぎつけた。昨年、同テストを受けて入団した北村に続き、中日は二年連続でテスト生を採用。「あこがれのプロ野球選手になれてうれしい」東海大甲府高を卒業後、社会人野球の練習生として野球を続けていた金子は晴れてプロに合格した喜びにあふれていた。浜松キャンプでは初めてプロの練習に参加。「これなら十分ついていける」と自信満々。テストを受験した中で群を抜いて速かったストレートが武器だという。小池は高三の六月に右ひじを痛めて甲子園を断念。「始まってからもう一度自分の実力を試したかった」と念願かなっての合格に感激も新たな口調。「郭源治さんのようなピッチャーになりたい」と意気込みを語った。背番号は金子が「97」、小池が「94」と決まった。


1989年


昨年の北村に続き、今年も2人のテスト生が入団した。金子歩(あゆみ)投手と小池貴志投手(18歳)である。両投手とも昨年11月中旬のナゴヤ球場での新人テスト、浜松秋季キャンプで合格してのプロ入団。金子の武器は140キロを超す速球。小池は「痛めた右ひじが治った。一度自分の力を試したい」との抱負。

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服部力

2024-01-07 09:08:32 | 日記
1950年
法大では関根の前の投手だったが、球があまりすなおすぎてよく打たれた。しかしコントロールがよくカーブもきき、リリーフ投手として活躍するだろう。打力も確実で外野もよく守れる。

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