1993年
スコット投手は、マイナーリーグ五年間で通算14勝を挙げ、昨年はローズともプレーした。今年九月に大リーグに昇格し、リリーフとして16試合に登板。1勝2敗だった。制球が良く、右上手からの速球とフォークは威力十分。桜井球団専務は「まだ若いが、冷静な投球をする」と成長株の右腕に期待していた。
1994年
新外国人選手のダリル・スコット投手(25)が、ブルペンでいきなり40球を投げた。十一日はでん部にできた小指の先ほどのおできを取り除く手術のため練習を休んだが、この日は軽いキャッチボールの後、谷繁を座らせてピッチングを開始した。外国人投手特有の強い下半身を利したフォームで、時折武器のフォークを織り交ぜながら約40球をテンポ良く投げ切った。
新外国人選手のスコットがはじめて紅白戦に登場した。紅組の三番手としてマウンドに登ったスコットは、ノーワインドアップからストレートやチェンジアップ、フォークなど打者五人に20球を投げ込んだ。まだ球威はないものの、打者のタイミングをうまく外す投球は実戦向き。しかし、中村にストレートを左翼席に運ばれ、高橋には粘られた後に四球を出すなど、結果は今一歩だった。
スコット投手は、マイナーリーグ五年間で通算14勝を挙げ、昨年はローズともプレーした。今年九月に大リーグに昇格し、リリーフとして16試合に登板。1勝2敗だった。制球が良く、右上手からの速球とフォークは威力十分。桜井球団専務は「まだ若いが、冷静な投球をする」と成長株の右腕に期待していた。
1994年
新外国人選手のダリル・スコット投手(25)が、ブルペンでいきなり40球を投げた。十一日はでん部にできた小指の先ほどのおできを取り除く手術のため練習を休んだが、この日は軽いキャッチボールの後、谷繁を座らせてピッチングを開始した。外国人投手特有の強い下半身を利したフォームで、時折武器のフォークを織り交ぜながら約40球をテンポ良く投げ切った。
新外国人選手のスコットがはじめて紅白戦に登場した。紅組の三番手としてマウンドに登ったスコットは、ノーワインドアップからストレートやチェンジアップ、フォークなど打者五人に20球を投げ込んだ。まだ球威はないものの、打者のタイミングをうまく外す投球は実戦向き。しかし、中村にストレートを左翼席に運ばれ、高橋には粘られた後に四球を出すなど、結果は今一歩だった。