井上安雄

1948年


向陽は海南井上投手のするどいアウドロに三振十二を食い打棒が利かず七つのエラーに10対1で敗れ去った。


1952年
セ・リーグ巨人軍では十日、明大の井上安雄（21）投手と契約した。同投手は海南高から廿三年明大に入学。廿六年度から投手および一塁手として四番を打ち、攻撃の中心であったが、昨年暮退部。武器はアウドロ。明大時代（四シーズン）に通算三割四分六厘の打率を打つ好打者。


1953年


真上からの投げおろしのフォームだったが、いま迷ってフォームがきまらない。コントロールをつけるためにどんなフォームにするかが渡米の課題だ。