1957年
太田は春季大会前の死球渦から最近立直った。一㍍八〇余の恵まれた体格で投げおろす快速球は低目をつき、小さく曲がるカーブはこわい。とくに外角低目の球が決まれば球の重さ、スタミナからいって県下一と折紙をつけられている。欠点は打者とのかけ引きがまずく、なんでもない直球を投げ失敗している。
太田は春季大会前の死球渦から最近立直った。一㍍八〇余の恵まれた体格で投げおろす快速球は低目をつき、小さく曲がるカーブはこわい。とくに外角低目の球が決まれば球の重さ、スタミナからいって県下一と折紙をつけられている。欠点は打者とのかけ引きがまずく、なんでもない直球を投げ失敗している。