Yahoo! JAPAN

今夜、パソコン通信の仲間と酒を飲んだ。
話の流れで、
「『九想』というキーワードで検索すると、
　九想庵があるかもしれない」
とＮさんがいった。
「そんなことないよ、まだおれは登録してないから」
といったものの、
そういえば九想庵を立ち上げた頃、
「さぶみっと-JAPAN-」というＨＰに
登録したことを思い出した。
それでさきほど、Yahoo! JAPANに、
「九想」という言葉をいれて検索してみた。

とうぜん、「九想庵」はなかった。
いつかきちんと、
Yahoo! JAPANには登録しようと考えている。

しかし驚いたのは、
私の俳句があらわれたことだった。

痩麦や原寸大の我一人

目覚めれば静かに揺れる蜘蛛の糸　　　　　

その朱が貴族のごとき曼珠沙華　　　　　　

ほとばしる十五の自涜竹の春　　　　　　　

蟷螂が首傾げるや本の上　　　　　　　　　

煙草切れ黙って歩く夜寒かな　　　　　　　

しょぼしょぼと小便の音秋惜しむ　　　　　

まだほかにもあった。
もう眠いのでやめるが、
Yahoo! JAPANで検索して、
自分の俳句を読めるなんて、
ちょっと感動した。
しかし、この句たちは、
俳句のページに載せてないものばかりだ。
なんでこの句たちを載せなかったんだろう
九想といういろいろなものもあった。
九想の滝があったことは、うれしかった。

違う検索エンジンで、「九想窯」という文字があった。
そのホームページは出てこなかったが、
何を隠そう、この「九想窯」が、
私のハンドルネームのルーツだ。
友人のお兄さんが開いている窯だ。