アリスと女房

2001年05月11日 | テレビ

「アリス復活コンサート2001年神戸」をBS2で観た。
アリスというグループ、好きでした。
売れてない頃もけっこう聴いていたけど、
メジャーになってからもおれの暮らしの中に、
アリスの曲は常にあった。

25歳、悲惨な失恋をしたとき、
「冬の稲妻」がヒットした。
おれを振った女性は、
チンペイのファンだった。
彼の曲を聴くと彼女を想い出す。

女房もアリスが好きです。
売れる前、
よくコンサートに行っていたそうだ。
その頃は前のいい席が簡単に買えた、
とテレビを観ながら女房がいう。
売れ出してから、
なかなかコンサートのチケットが買えなくなって
行かなくなったという。
解散する頃の武道館には行ったそうです。

やじ、かけ声が老けている、
と女房が笑う。
テレビカメラが客席を映すと、
おばさん、おじさん、ばっかりだ。

「この曲聴くと、T子を想い出すな」
とおれがいうと、
「どうしてるかね、あのひと」
と女房がいう。
「あいつは結婚できないよ」
「そんなことないよ。子ども何人もいて
 太ってたりして」

T子と女房は会ったことがある。
「ヒサシクンを振ったひとを見てみたい」
といったので、女房と同棲した頃、
二人を会わせた。
あのとき、どんな話を三人でしたんだろう。
おれも若かったな。

コメント
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