母の隣に寝ること

2001年05月26日 | 家族

今夜7時半からのNHKの土曜特集・ドラマ
「定年ゴジラ」重松清原作を観ていたら、
主人公の母親が病気で倒れ、
富山の実家に帰って母親の隣で寝るシーンがあった。

去年の6月、私も母の隣で寝た。
高校のブラスバンド部のOB会で実家に帰ったときです。
まさかそのあと痴呆が進み、
8月に特養老人ホームに入るとは考えもしなかった。
そのとき母は嬉しそうだった。

女房にその話をすると、
「私も歳とって、U くん、K くん両手に花で寝たいな」
という。
「あいつらが40過ぎで“花”かよ」
そうちゃかすと、
「私にとっては、いくつになっても花なの」
きっぱりいい切る。
「で、おれはどこに寝る。
 ああ…、おれ、そのときは死んでるか」

コメント
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