今日の反省

2006年04月06日 | 健康・病気
今日、明日は、作業所の送迎担当。
明日のために送迎車を家に乗ってきた。
朝、家から直接所沢駅に行ったほうが近いのです。

団地の駐車場の脇まで来てハザードをつけてバックしようとしたら、
うしろに乗用車がいることに気づいた。
以上に接近しているので大きな送迎車からよく見えない。
駐車場にバックしたいのだが、その車が邪魔でできない。
助手席の窓を開けて乗用車の運転手にいった。
「もう少し下がってくれないか」
「なにオ~」
「そこにいたんではバックできないんだよ」

男は、険悪な顔をして車を降りてきた。
土木作業をなりわいとしているファッションの
20代のあんちゃんだった。
運転席のドアを開けようとするから、私は窓ガラスを下げた。
「おめェが、いきなりバックするから悪いんだよ」
「おれは、自分の駐車場に車を入れたいんだよ」

あんちゃんは、いきり立っている。
私は面倒だなと思った。
今にも殴りかかってきそうな剣幕だ。
今日の私はそれにのっかってもいい気分だった。
さっきまでの作業所の労働で世の中に“嫌気”がさしていた。
こいつを相手に憂さ晴らししてもいいかな、と思った。
団地の中は、通り抜け禁止になっている。
あきらかにこのあんちゃんは近道をするために、
団地の中に入ってきている。
それを咎めてやろうかと考えた。

しかし、やっぱり私は暴力は“こわい”。
根っからの弱虫なんです。
「よそうよ」
53歳のおやじの顔でそういうと、
男はなぜかおとなしく自分の車に戻った。
私は慎重にバックして自分の駐車場に入れた。
団地の駐車場は大きなワゴン車を入れるには狭い。

私はこういうことがイヤで車は運転したくなかったから、
35歳まで免許を取らなかった。
しかし、埼玉で暮らすには車を乗らないわけにはいかない。
転職のことを考えると車の免許証は持ってないと不利だった。

だいたい車を運転する人間にろくなやつがいない(私も含めて)。
いや、社会的に素晴らしい紳士淑女でも車を運転すると性格が変わる。
自分を出してわがままになる。
(いえ、きちんとモラルを守って運転する方もいます)
今日だって私の進行方向の信号が青になって発進すると、
左から右折してくる車があった。
絶対あいつの前の信号は赤だ。
「黄色まだまだ、赤進め」なんていう言葉がある。
車社会がいやになります。

それはそれとして、私は反省します。
車を運転するときは冷静に、安全に。
どんなバカな奴でも腰を低くしてお相手する。
私の人生の夢を実現するために、
目の前の小さなことにかかずらわっていてはいけない。
へたするとナイフで刺されて死んでしまうかも知れない。

コメント (2)
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