演劇のこと

2006年04月23日 | 健康・病気
「劇場への招待」(22:00~00:15 NHK教育)
地人会公演「流星に捧げる」作 山田太一を観た。

1人住まいの老人があるネットの掲示板に
「動かない風見鶏、車いすの老人ひとり」と書き込んだ。
それを読んだ何人かの人間がやってくる。
そこから芝居は始まった。

倒産寸前の会社経営者、保険のセールスを20何年やってきた女、
男と別れて子どもを堕ろした若い女、フリーターの青年、etc 。
その老人には長い間世話した家政婦がいた。

老人の家にやってきた人間にはそれぞれの事情があり、
老人を“頼って”やってきた。
その老人がだんだん痴呆症になってくる。
金を借りようとやってきた会社経営者も、
それを知りびびる。
他の人間も腰が引ける。
老人を利用しようとは思うが、介護するのはゴメンだ。
そんなような芝居だった。

それなりに面白かったが、ものすごくよかったとは思わない。
風間杜夫、根岸季衣、山本學がよかった。
他の俳優もよかったのだろうが、印象が薄い。
根岸季衣は、むかし観たつかこうへい事務所の
「ストリッパー物語」(紀伊国屋ホール)を思い出した。
あのときの根岸としえはよかった。
ふるいつきたくなるようないい女だった。

芝居が終わってから30分ほど、
山田太一と風間杜夫の対談があった。
2人の話が興味深かった。

芝居を観ていて思ったのは、むかし観たいろんな演劇のこと。
初めて芝居をやろうとしてある劇団に入り、
原宿のその劇団の事務所であったいろんなことだった。
観ていた芝居にそれほど引き込まれなかったせいか、
そんなことをぼやぼや考えていた。

まじめに演劇のほうに進んでいたら、
私は今ごろどんな人生を歩んでいたのだろう?

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今日はなんとか

2006年04月23日 | 健康・病気
1回、赤星がヒットで出塁し盗塁を決める。
シーツの左前打で1死一、三塁とチャンスを広げる。
今岡の4号3ランで先手をとった。
ここまで不調の今岡、これで希望が生まれる。

阪神は8回、金本が内角低め直球を一塁線へ2点二塁打。
阪神が待望の追加点をあげた。
今岡、金本が復調してきた。
これで阪神は…。

それにしても一昨日、延長11回に久保田が
李に投げた4球目がボールと判定されたことに文句がある。
(そのあとに逆転ホームランを打たれた)
テレビで何回もビデオを観せられたが、
あれはストライクだ。

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