福島のいま

2013年03月14日 | 健康・病気

NHKスペシャル「3.11 あの日から2年 福島のいまを知っていますか」の再放送を観た。
福島は、悲惨ですね。
現在も15万人の方々が避難しているという。
福島のみなさまに頭が下がります。
放射物質というものは、どうしょうもないですね。
この福島の現状を見たら、原発再稼働なんて考えられない。
なんで原発なんてものを人間は造ってしまったのだろう。
私は、“除染”ということにむなしさを感じてしまいます。
地面を何センチか剥がす。
木の葉を取り除く。
屋根を洗う。
しかし、取り除いた汚染物質をどこかに置いておかなければならない。
その仮仮置き場さえ決まらないので、自分の庭に埋める。
除染がすんだ家でも、道路などが除染されていないので放射線の値が高い。
子どもを外で遊ばせられない。
むなしいな、と思う。
ある地区では、杉の木を切り倒して上の葉から杉の木の下の土の放射線量を測った。
杉の木の上の葉にあった放射物質が下に降りてくるが、
それを根が吸い上げて木のてっぺんまで上げるらしい。
ということは、山の杉の木を全部切り倒さなければ“除染”にならない。
気の遠くなる話だ。
こういうことを東京電力や政府の人はどう考えているのだろう?
去年は、軽井沢でも山のキノコは食べないようにということだった。
私は、放射物質を人間がコントロール出来ない現在は、原発には反対します。

コメント (2)
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