夫婦でピアノ

2020年02月27日 | 音楽

脳天気な夫婦がなんと!! ピアノを弾きたくなった。
いや、おれは先日九想話に書いたように、高校生のときからピアノを弾きたかった。
それがなんと今年になって女房が「ピアノを弾きたい」なんていう。
そんなことを聞くのはおれにとって初耳だった。
女房がピアノを弾きたいなんて以外だった。
あのひとの生活に楽器なんて結びつかない。
女房は10年以上フラメンコを夢中になって練習していた。
それをある日、あっさり(本人はどうか知らないが)やめた。
それが、いつの頃からか女房はピアノを弾きたいと考えていたようだ。
それじゃ老後の楽しみにピアノでも買おうか、となった。
ピアノったって本物は買えない。
「電子ピアノを買おう」と2人の気持ちが一致した。
この前、ケーズデンキでおれがパソコンを買ってから、電子ピアノ売場に行ってみた。
おれは、5・6万円ぐらいのキーボードに毛のはえたものでいいと考えていた。
それだって家にあって、いつでも弾けたら“サイコー”てな気持ちだった。
ところが女房の思いは違っていた。
10万円ぐらいのものを買いたいという。
それを聞いておれは圧倒された。
女房とおれの人間の大きさが違うな、と思った。
しょせんおれは、心が小さい人間です。
茨城の貧しい農家に生まれ1日10円の小遣いを小学生から中学生までもらい、
高校生になったら1ヶ月500円になって喜んだおれです。
高校生になったときに、ガソリンスタンドなどでバイトをした。
そうしないと友人とつきあえなかった。
あ、話がそれました。

そんなわけで、このたび電子ピアノ(デジタルピアノともいうのですね)を買います。
ほんとうに恥ずかしいのですが、おれたち夫婦はまったくピアノが弾けません。
でもなぜか心の隅のほうでピアノに憧れていました。
女房は昨日、ピアノ教室を見学してきた。
(やる気満々です)
おれは、ピアノもまったく自己流でやるつもりです。
(ギターもケーナも尺八も自己流です)
今日、女房と川越の楽器屋に行って電子ピアノを見てきた。
いや~どれがいいか分からないですね。
もし、こんな脳天気なピアノに憧れている夫婦に、
こうしたらいいなんて思いのある方がいましたらコメント欄に書いて下さい。
私たち夫婦は、ほんとうにまったくピアノのことを知りません。
ヨットに乗ったことのないど素人が、これから太平洋を横断しようとしています。
みなさま、なんとか私たちを助けて下さい。

コメント
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