「究極の短歌・俳句100選セレクション(1)『時代と戦争』」(Eテレ 22:30~)
8月10日録画した番組を見た。
番組で紹介してくれたものを見て、下記の短歌と俳句が私はいいなと思った。
濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ 齋藤史
軍衣袴(グンイコ)も銃(ツツ)も剣(ツルギ)も差上げて暁渉る河の名を知らず 宮柊二
催涙ガス避けんと秘かに持ち来たるレモンが胸で不意に匂えり 道浦母都子
降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男
戦争が廊下の奥に立ってゐた 渡邊白泉
すべなし地に置けば子にむらがる蝿 松尾あつゆき
彎曲し火傷し爆心地のマラソン 金子兜太
赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐
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昨日は、私の参加している句会の投句締め切り日でした。
なんとか作った3句を投句した。
しかし、今日の昼間、その3句のことを考えていたらなんか嫌になった。
それで、句会をとりまとめている人に、
「昨日の投句はなしにして下さい」とメールした。
すると、その方から、
>せっかくお詠みくださったのですもの。
>清記に一緒に加入させては駄目ですか?
>もし推敲や変更など、ございましたら
>お待ちしています。
とメールが来た。
ありがたかった。
私はそれから俳句を真剣に考えて2句作った。
それで、さきほどその句会にあらためて5句投句しました。