昨日の鳥獣の一句

　　戦死せり三十二枚の歯をそろえ　　　藤木清子

いつも“鳥・獣”の句が紹介されているが、奥坂まやさんが選んだ8月11日の句は人間だった。
考えりゃ、人間も“けもの”だ。
昨日の「永六輔の土曜ワイド」（TBSラジオ）で松島トモ子が、お父さんのことを話していた。
父親が満州奉天で召集をうけ、松島と母親はなんとか日本に帰ってきた。
松島は昭和20年7月10日に生まれたが、8月3日に父から来た手紙には、
松島が生まれたことが書いてなく、
元気で生きていればいつか会える、などと書いてあったそうだ。
けっきょく、父親は昭和20年の10月にシベリアで亡くなったそうだ。
30歳だった。
生まれた子どもに会えずに亡くなるとは無念だったでしょう。
私は、双子をさずかり、息子たちの成長を楽しませてもらった。
生活は貧しかったが、しあわせでした。
仕事に行く出勤途中の車の中で聴いていたので、
メモも出来なく間違っているかも知れません。
松島の父親もキレイな歯をして戦死したのではないかと思う。

（「鳥獣の一句」は、このブログのブックマークにあります）

バレー女子銅メダル

団結の銅メダル＝日本バレー復活の端緒―バレー女子〔五輪・ハイライト〕 コラム?-?goo ロンドン五輪特集

私はここ何年も、こんなに真面目に真剣に、バレーボールの試合を観たことがなかった。
ニッポン女子バレーは韓国に勝ち、銅メダルを獲得した。
よかったですね。
ニッポン女子バレーのみなさん、おめでとう！！

しかし、この2日間は疲れました。
女子サッカーの決勝戦、男子サッカーの3位決定戦、の時間帯が辛かった。
歳を考えてやめりゃいいものを、つきあってしまった。
けっきょく、どちらも敗戦で気持ちが落ち込んで仕事に行きました。
今日の女子バレーで少し救われた。
もう、オリンピックはいいです。
ふつうの暮らしに戻りたいです。

 

広島の川

広島の川　中山千夏



山下勇三作詩／佐藤允彦作・編曲

1975年10月発売　日本コロンビア
このアルバムの曲は、TBSラジオ番組「允彦・千夏のあなたまかせ」（今月の唄）の作品です。

8月6日は、広島の原爆記念日でした。
私はこの歌を、知らない人に聴いてもらいたかった。
九想話で音が出るのは土日・祭日と決めているので6日にはやめました。

この歌、おれは好きなんだな。
何年前だろう、この歌を知ったのは、「永六輔の土曜ワイド」だった。
10年ぐらい前だったかな？

おれが、広島平和記念資料館に行ったのは、息子が高校1年のときだった。
息子のKと2人で行った。
ショックを受けましたね。

その夜、広島のホテルに泊まった。
昼間、息子とあちこち歩いた。
川が多い街だなと思った。

日本女子サッカー銀

なでしこ、懸命の猛攻及ばず「銀」…米に１―２(読売新聞) - goo ニュース

おつかれさまでした。
日本女子サッカー、よくやりました。
これからの“なでしこ”に期待します。

しかし、この時間の観戦はきついですね。

女房帰る

　

昨日、女房が東京に帰った。
いっしょにいると口うるさい人だが、いざ東京に帰るとなるとさびしい気持ちになりますね。
あと何回こんなことを繰り返すのだろう。

伊調馨３連覇

伊調が金、日本女子初の３連覇＝レスリング女子６３キロ級〔五輪・レスリング〕(時事通信) - goo ニュース

伊調馨が金メダルをとった。
伊調は2004年アテネ、08年北京に続く五輪同種目3連覇となった。
すごい。

小原が金メダル

小原が金メダル＝レスリング女子〔五輪・レスリング〕(時事通信) - goo ニュース

九想話を書いていてこんな時間まで起きていたので、
観るつもりのなかった女子レスリングを観てしまった。
しかし、小原が金メダルをとって私は涙を流してしまいました。
女子レスリングのことなんて私はまったく知りません。
アナウンサーが説明してくれたことで小原日登美のいろんなことを知った。

小原さん、おめでとう！！

淳之介流

7月24日、本を返しに御代田の図書館に行ったときに借りたのが、
「淳之介流-やわらかい約束」（村松友視著 河出書房新社）だった。
そのときには借りたい本があった。
浅田次郎の「終わらざる夏」を読みたかった。
その本は5月の頃、書棚にあることを確認していた。
読みたいと思いながら、別な本を借りていた。
ところが7月になってNHKラジオの「新日曜名作座」で「終わらざる夏」の第1回を聴いた。
この番組は、出演者が西田敏行・竹下景子の2人だけというラジオドラマです。
それを聴いて、無性にその小説が読みたくなった。
図書館に行くと「終わらざる夏」がなかった。
おそらくそのラジオを聴いた人が借りているのかな？

今、オリンピックのためラジオドラマは中断している。
オリンピックが終わるとまた番組は再開する。
興味のある方は聴いてみて下さい。

「終わらざる夏」がなかったので書棚をなんとなく見ていたらこの本があった。
吉行淳之介という作家の名前を久しぶりに見たような気がした。
私が20・30代の頃、吉行淳之介の小説をよく読んでいた。
この人の世界が好きだった。
ところが40代になってからまったく忘れてしまっていた。
懐かしさもあってこの本を借りました。
村松友視の本は、「時代屋の女房」という小説しか読んだことがない。
いい印象であったことは覚えている。

「吉行淳之介とは何者？」
というところからこの本は書き始まっている。
「高名な作家、性を描いた小説家、銀座でモテた男、官能の求道者、花柳小説の系譜、美男子の文士…」

この本は、村松友視が中央公論社で発行している文芸誌「海」の編集者として、
吉行淳之介の担当者になってから、吉行淳之介のことを見続けて書いたものです。
本を読んでいて、こういう2人の関係はいいな、と思った。
村松友視は、吉行淳之介の本質の芯と関わっていると感じたのは、「やわらかい約束」ということだった。

　　私が吉行邸を訪問したとき、このところ体のぐあいが思わしくなくて、すでに約束してある仕事を
　こなすのに四苦八苦……といった意味合いのことを言われていた。そこで原稿を書いてもらうの
  は不可能に近いと判断した私は、ホコ先を変えて野坂氏との対談に依頼を切りかえたのだった。
　　ところが、野坂氏はこの頃旺盛な活躍ぶりを示していた。元気な野坂さんとの対談は、体力的に
  しんどいという気がしたのか、私の申し出に吉行さんは「うーん」とうなってから、
　「じゃあその対談のはなし、やわらかい約束にしておこうか」
　　と言った。やわらかい約束とは何ですかと問うと、固い約束ではないということ、という言葉が返
　ってきた。ここで、私は「やわらかい約束」という吉行淳之介流に出会ったのだった。

それから私は、村松友視の語る「淳之介流」にはまっていった。

サッカー男子準決勝

日本、メキシコに１―３で敗れる…３位決定戦へ(読売新聞) - goo ニュース

日本男子敗れました。
メキシコのほうが上だったと思う。
日本は少しおよばなかった。
３位決定戦でがんばってほしい。

バレー女子中国破る

バレー女子中国破る、２４年ぶりの４強入り(読売新聞) - goo ニュース

仕事を終えて午後11時過ぎに家に帰ると女房が、
「バレーの女子が中国に勝ちそうよ」と大声でいう。
わたしはまず、浴室に行ってシャワーを浴びた。
シャワーを浴びたあとテレビの前に坐ってニセビールを飲んだ。
テレビでは日本と中国の女子バレーをやっていた。

最終セット、日本が１８―１６で勝ち中国に勝った。
> 日本は１９８８年のソウル五輪以来、６大会ぶりの４強入り。
素晴らしい！！