岬めぐり - 山本コータローとウィークエンド
今朝のラジオ深夜便の午前3時台は、
「にっぽんの歌こころの歌 作家で綴る流行歌:山上路夫(作詞)作品集 (第2回)」でした。
岬めぐり 山本コータローとウィークエンド
二人でお酒を 梓 みちよ
昭和ブルース 天知 茂
あゝ人生に涙あり 杉 良太郎、横内 正
学校の先生 坂上 二郎
遣らずの雨 川中 美幸
お先にどうぞ 由紀 さおり
いくたびの櫻 ふくい 舞
翼をください 赤い鳥
山上路夫は、いろんなジャンルの歌詞を書いているんだなと思った。
私はこの歌の中で、最初にかかった「岬めぐり」に思い入れがあります。
この歌が流行っている頃に私は四国一周をした。
そのときに足摺岬にバスで行った。
バスの窓から外の景色を見ているときに、ずーっと「岬めぐり」を歌っていた。
♪あなたがいつか話してくれた 岬を僕はたずねて来た
二人で行くと約束したが 今ではそれもかなわないこと
だいたいつきあっているときはこういう約束をするんですよね。
♪幸せそうな人々たちと 岬を回るひとりで僕は
くだける波のあのはげしさで あなたをもっと愛したかった
十分自分の愛は激しかったのですが、振り返ると激しさが足りなかったと反省する私です。
♪岬めぐりのバスは走る 僕はどうして生きていこう
悲しみ深く海に沈めたら この旅終えて街に帰ろう
岬の先端に行って海に飛び込もうということではなくて、
「この旅終えて街に帰ろう」というのに、救いというか明日への希望がありますね。
じっさい、私も足摺岬から帰って東京で再び暮らしはじめたんです。