徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ベビーシッター-個人宅編

2006-06-29 16:38:11 | Weblog
初めて個人宅へベビーシッターとして伺った。終了時刻が分からず、最短2時間半、最長4時間、ということだった。

不安で一杯だった。今までは子どもも大人もたくさんいる中でベビーシッターをしてきたけれど、今回は1対1。子どもが泣き止まなかったら、何か事故が起きたら、突然熱が出たら、と不安が尽きなかった。

お家に伺ったとき、子どもはママにしがみついて、ママの行くところ行くところ、ついてまわっていた。まずい。最初の関門はママが出かけるときだ。

が、意外にもあっさりと「バイバイ」をして、逆にママが

え、いつもは玄関でバイバイをしてくれるのに、今日はここ(ダイニングルーム)でバイバイなの?

と驚いていた。

ママが出かけてからはおやつを食べたり、テレビを見たり、本を読んだりして過ごした。おやつにポッキーがあったけれど、彼が1本食べるたびに必ずもう1本取り、私に「はい」と言って渡してくれた。いい子だなぁ。

オムツは「替えたばかりだから大丈夫だと思いますよ」と言われたけれど、30分後くらいには早くも「トイレ」と言いだした。これから出るのか、と思ったけれど、既に出た後だった。パンツ型のオムツなので、簡単にはかせることができてよかった。

おやつ中、うっかりジュースをこぼした。それほどこぼれなかったので、パンツを拭いて終わり、と思ったら、気持ち悪いのか、私の手を引いてたんすのある部屋へ。そして、たんすを開け、パンツを出す。あぁ、替えてくれ、ってことね。

ママは最短の2時間半で戻ってきてくれた。ちょうどそのとき、子供用の椅子に座っておやつを食べていたけれど、もう、大暴れ。椅子から落ちるんじゃないかと思った。

ここで椅子から落ちてもらっては困るので、ばたばたしている子どもを捕まえ、無事、床におろした。

ママー、ママー

と玄関へ走っていった。やっぱりママへの信頼感はすごい。

子どもを無傷でママに返すことができてよかった。それにしても、泣かないし、わがまま言わないし、本当にいい子だった。