徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

一時帰国-スーパーバイザーに会う

2009-02-01 00:48:55 | 日本
1ヶ月の帰国中、日本での卒論、修論を面倒を見てくれた人に運よく会うことができた。その人は、何年か前から『転職したいなぁ』と言っていた。そして今、同じ組織にいるけれど、研究からは離れた、これまた激務の部署で仕事をしている。

ある意味転職

じゃないですか、とのんきに言ったら、『研究のほうがいい』と返された。

私がその研究所に出入りしていた頃、同じ大学、違う大学から学部生、マスター・ドクターの学生が数人それぞれの論文を書きに来ていた。彼がすべての学生のスーパーバイザーをしていたわけではないけれど、彼は面倒見がいいから、よく面倒を見ていた。なので、

『学生の面倒を見るのも大変じゃないですか?』と聞いてみた。実際、私の面倒を見たのはとても大変だったと思う。彼は、

大変だけど、面倒を見る、と決めた時点で大変じゃなくなるよね

と、すばらしい返事をした。
が、私、思い出した。

私が卒論書いていた12月、ハワイに行きましたよね?

直接本人にぶつけてみた。

スーパーバイザーに休暇を取るな、とは言わないけれど、初めて論文を書き、卒論の仮提出の締め切りのときにハワイってどういうことなのでしょう。

執念深いね…

えぇ。執念深いですよ、私。

今回、彼と会うことが出来て本当にラッキーだった。彼の分野と若干重なるので、この前書いた論文も見せ、アドバイスをいただいた。
欲を言えば、もっと出世して数年後に私を雇って欲しい(とも言ってみた)。

4年半ぶりに会ったけれど、昔より若返った気のする人だった。いろいろと話が出来て楽しかった。『意外にちゃんとしてるね』と言われたのがうれしかった。