徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

引き継ぎ

2009-06-16 02:53:51 | 勉強
同じオフィスのオーストリア人が今月末で契約終了となる。まだPh.Dを取っていないから、希望すれば契約延長ができたけれど、彼は

延長したくない

と言い、研究室を去ることにした。まだ休暇が25日分残っているけれど、結局全部消化はできず、今週だけ休暇を取ることにした。

彼が在籍するのはあと半月、しかも、そのうち1週間は休暇、となった先週、教授から彼にメールが届いた。

モデリングチームのポスドクをサポートしてくれ

と。彼(オーストリア人)の研究のノウハウをそのポスドクが引き継ぐことになったけれど、

そのポスドク、先週末は休暇中

私の感覚では、引き継ぐ人はそういう時期に休みを取らない(しかも、ポスドクが戻ってくるときはオーストリア人は休暇)と思ったので驚いた。

オーストリア人が私にアドバイスをくれた。

たぶん、彼はあおに仕事を振るから、Noって言えよ

と。オーストリア人がポスドクに引き継いだ仕事に関しては私は基本的にはノータッチな部分だけれど、おそらく、私にIDLでプログラムを書いてほしい、とお願いしてくるはず、と。

うまくNoと言えるかしら。でも、散々そのポスドクには

それは僕の仕事ではないから

と言われてきている(ポスドクは学生の面倒を見るのも仕事なはずなのに)から、1度くらいは『それは私の仕事ではありません』と言ってもばちは当たらないかな。

で、そのオーストリア人、今月初めに教授に就職活動用の推薦状をお願いした。もちろん教授はOKを出したけれど、案の定、まだ受け取っていない。

どこまでやるか、作戦を練らないといけないよね

オーストリア人も、教授も、相手の出方をうかがっている。順調にいけば数年後には私にもこういう状況が訪れる、と思うとちょっと嫌だなぁ。

コメント
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